パリぼやき日記

少しのフランス語と初めてのパリ。
街のこと、映画のこと、人々のこと。

いざさらば

2010-08-15 00:21:49 | 日記
いよいよ明日、帰国します。

一年間、長かったような、短かったような。
パリに来た頃は、帰る日が来るなんて想像もできなかったけど、
やっぱり、終わりっていうのは、必ずある。
終わりがあるからやってこれたし、
終わりがあるから、次に進めるんだもの。

このブログも、初めの方こそ一生懸命書いていましたが、
時間が経つにつれ、回数が減り、
どうでもいいようなことが増えていきました(笑)スミマセン。
生きていれば、気持ちが上を向いたり下を向いたりするもの。
外国で暮らしていればなおのこと。
なかなかホントの気持ちっていうのは書けないものです。
気の向く時に、どうでもいいことを書くってことが、
自分の息抜きだったのかもしれないな。

とにかくこのパリで、ケガも病気もなく、
ひったくりにも遭わずに過ごせたということが何より。
見守ってくださった皆さまに感謝です。
ありがとうございました。

いろんなことがあったけど。
ムカつくことも、腹の立つ事もあったけど(笑)。
パリが好きです。
思い出すと、胸に熱いものがこみ上げてくる。
そういう街が、世界のどこかにひとつでもあるっていうのは、いいな。

「パリぼやき日記」、いつの日かの続編をお楽しみに。


日本に帰ったら食べたいもの。
手巻き寿司、お煮しめ、とんかつ、海老フライ、かき揚げ丼、「かめや」の串焼き。










猛暑お見舞い申し上げます

2010-08-05 01:07:50 | 日記
風のたよりによると、日本は大変な猛暑だそうですね。
所さんまで熱中症で病院に運ばれたとか。
今日、yahooニュースで見ました。

一方、こちらパリは、毎日22度~23度。
暑い日もあるけれど、長くは続かない。
申し訳ないくらい快適です。

でも・・・
そういう私も、あと十日で帰国。
のんきなこと言ってられるのも今のうちだ~

日本にいると、夏っていうのはこういうもんだと思うけど、
パリにいると、猛暑とか、湿気とか、不快指数とか、
そういうことをすっかり忘れてしまう。
あ~帰るのコワいよ~

どうかみなさんも、
お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

写真は朝6時頃、キッチンの窓から。
   

21時50分

2010-07-17 05:01:43 | 日記
パリの夜は長いです。
この写真は夜21時50分頃。

日が長いと、遅くまで出歩いても危なくないってところがいい。
でも、いつまでたっても暗くならないのは、
それはそれで、東洋人には身体がしんどい。

日本の夏の夜10時って、こんなんじゃないよね?こんなだったか?
あれ、忘れた・・・

でもね、ヨーロッパは、冬がずっと長いから、
夏の夜が長いのは、そのぶん、おあいこなんだね。


Naoto Kan

2010-07-13 04:05:07 | 日記
日曜日、日本は選挙でしたね。

で、月曜日、何気なく手にしたフランスの新聞、
開いてみると、菅さんいました。

「参院選で過半数を失った、日本の首相、菅直人氏。
 敗れた選挙後、事務所にてやつれた様子」
 
と、いうような見出し。
うんうん、その通りだ。
「あ~あ、消費税10%なんて言わなきゃよかったョ」とか、思ってるのかな(笑)
日本の事情にはすっかり疎くなってしまったから、詳しい事はわからないけれど。

しかし果たして、日本の首相が鳩山さんから菅さんに変わっていることに、
気づくフランス人はいるのだろうか・・・?
 

黒澤さんと三船さん

2010-07-10 21:45:17 | 日記
7月に入って、シネマテークフランセーズでは、
黒澤明特集が始まっています。

シネマテークフランセーズというのは、
フランスで一番大きな映画の図書館、あるいは博物館のようなもの。
毎月、あらゆるテーマで古い映画作品の上映や講義を開いています。
私もパリにいる間、何度ここに足を運んだ事か・・・

で、この夏は黒澤明特集。待ってました!
今年、生誕100周年を意識しての特集上映なんでしょうな。
なんてったって、「世界のクロサワ」ですから。
お客さんもいっぱい来てます。

で、クロサワ映画と言えば欠かせないのが、
「世界のミフネ」三船敏郎さん。
シネマテークフランセーズ入り口の看板で、睨みを利かせてますよ(写真)

「七人の侍」、大きなスクリーンでは初めて観たけど、最高だった。
何しろ、若い頃の三船敏郎は本当にカッコいい。
三時間半の長丁場を終えると、会場からも大きな拍手が。
ちょっと誇らしい気分。
「同じ日本人」っていう、ただそれだけのことなんですけどね・・・