着物の仕立て屋 花梨の日々つれづれ

着物のお仕立ていたします。
眠っている反物を自分流に着てみませんか?

着物バッグ

2014年11月27日 | 雑記

 気分転換に、ほったらかしてたパッチワークで着物バッグを作った。






ヘキサゴンのピースワークは1年以上前に作ってたやつで、別口のバッグを作るつもりだったんだけど、なんとなく見てたら方向転換しちゃった。在る生地を勝手に合わせて、うそつき襦袢に使う厚手の接着芯をベタベタ貼ってミシンでがーっと。
底の芯も、着物の入ってた箱のめっちゃ固いやつ。

まぁ、割と個人的にはよい感じには出来たと思ったのだけど、ちょっと可愛い過ぎた。
合わせる着物の悩みそうな雰囲気。

同じデザインで今度は地味なのを作る予定。
多分、1年先なんだけどね。


ちなみに、構想から3時間ほどの作業。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ

にほんブログ村 ファッションブログ 着物リメイクへ

にほんブログ村 その他日記ブログ 匠・職人日記へ



いらん事

2014年11月18日 | 和裁
 
 ちょっと前、クレームの日記の時に「要らん事をしてくれてる」という事を書いた。
この「いらん事」。直しの依頼でほどいた時に「なんでこんな無駄な事がしてるの!この無駄な事が原因で丈袋が入ってるってのに、なんで分かんないのかなぁ~」ってブチ切れる事がある。
これは多分、最初に習った先生によってなんだけど、何年も和裁やってるんだったらそれがおかしい事くらい判れよって思ってしまう。

そんな着物だから、普通ならアイロンでちょちょっと直るはずなのに、あっちこっち解くはめになり、修理代もどんどん上がっていく。

よくお客さんから、「直しに出したんだけど、直ってない」という話を聞く。でもこれはある意味正解。その着物を縫った人に依頼しても直らない。何故かというとその着物を縫った時点でその出来上がりがその人にとって限界だから。だから、いくら触っても原因も直し方も分からないからなんとなく触って直した気になってお客様の元へ返される。

よくあること。

この事を知っている呉服屋さんは、縫った人より上手な人へ直しを回す。本人に返してもも直らないからと。私もペーペーの頃の直しは先輩に迷惑かけてたと思う。高学年になると、直しが多くなったから。

また、着物は細かく縫えば綺麗に仕上がる、と思われてる風があるが、一概には言えない。2枚の布を合わせて縫う場合のコツと理屈が分かってさえいれば、少々大きな目で縫っても綺麗に上がる。反対にそれが分かっていないと細かい目で縫えば縫うほど汚く仕上がる。

縫製工程で、しなくてはいけない事、しなくても問題ない事というのがある。私はその点では先生に恵まれていたと思う。なにかおかしなことをすると、「なぜ、こうしたの?」という質問をされ、答えられないでいると、私がした事で影響するであろうダメな事を教えて貰ってた。やるべきことをせず、いらん事をするからダメなんだってね。



もの事を理屈で教わると、応用が凄く鍛えられる。



にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ

にほんブログ村 ファッションブログ 着物リメイクへ

にほんブログ村 その他日記ブログ 匠・職人日記へ

整骨院との付き合い

2014年11月15日 | 雑記

 内的処方と外的処方で2件の医者通いをしている。金銭的にはしんどいが、それぞれに成果が出ているのでどちらも切れない。
五十肩は早くて半年、通常1年位で長くて3年位で治るとの事らしいけど、こんな痛みを1年も抱える気はさらさらないので、短期集中で通う事にした。最初の眠れない痛みは電気治療の整骨院で無くなった。それでも痛み止めは一日4回飲んで、調子が良かったからと減らしたら眠れなかった。(笑)

その整骨院、整体でもそうだったんだけど私の場合、もみ返しが必ずある。当日は良くても翌日の午前中は起きれないうえ、微熱も出る。前々回、加減が分からなくてしっかりして貰ったら翌日は全く動けなくて、当然腕も重しが付いたようで結局、熱も引いて起きれたのか翌翌日の昼。
おかしかったのは、しんどいのが無くなるときはいつの間にか治っているのではなく、何か「ストン」とあっ今治った、みたいな感じだったので驚いた。そのおかげかどうかは判らないが、どこまでしたらどれくらいのもみ返し熱が出るのかがなんとなくだか分かってきた。

おかんはもみ返しの仕組みよりも痛みの方に我慢が出来なくて、通うのを止めた。私は整体後の症状を知っていたので、疲れともみ返しの仕組みは知ってた。ただ、どれくらいの影響が出るかはわからなかったけどね。

それを踏まえて治療の仕方を相談・変更をした。文句はいつでも言えるが、何故そういう事が起こったかのかが分かれば双方にとって利点があるし治癒も早い。


参考 もみ返しの良し悪し。
もみ返しについて  松山市鴨川のしまもと整体院

良い揉み返し、悪い揉み返し|江東区豊洲 リンパマッサージサロン


なんにせよ、もともと医者いらずの私がこう長期に渡って医者通いをすると言うのはとてつもなくしんどい事なので、病気との付き合いの心構えという心の持っていき方に一番四苦八苦している。実際、それで壊れていく人も間近で見ていたので、何もしなくて治療だけに専念する、という事は心の安定を失う事だと思った。長期の場合、「病気を忘れている時間を作る」という事が私には重要で、しんどいから仕事も辞めるわじゃあ、一日中寝ても起きてもその事ばかりでおかしくならないほうが変だよ。

なので、休みを取れる程度には仕事は詰める事にした。そうすれば大丈夫でしょ!


さっ、医者に行ってこ。






鳥取ぽかぽか温泉

2014年11月12日 | 雑記

 リハビリの一環で整骨院にも行ってるんだけど、先日、もみ返しがおきてシップを貼ってもどうにもこうにも我慢できなくなって、折角だからと温泉+岩盤浴に行って来た。

普通湯→ヘルスバス→サウナ→ヘルスバス→岩盤浴→休憩→岩盤浴→昼寝→岩盤浴→ヘルスバス→サウナ


流石に、体の毒素が出たって気がした。ヘルスバスは五十肩にびりびり効いて気持ちいいし体すっきりよ。だけど、お湯に入ってる時は痛くなくてもやっぱ、出てしばらくすると痛みだすのね。
電気治療のおかげで悶絶の痛みは全てだるさに代わって、痛みで目が覚める事は少なくなったけど、先の分からない治療はかなりしんどい。
世話焼くのがめんどくさいからしばらくほっといてくれと彼氏にも言ったし、12月の検定結果でどれくらいの点数が取れてるかもストレスになってる。

先輩がどうやった?と電話してくれたものの、落ちてるの分かってるから、回答見てないって言ったらマジ笑ってた。まっ、それくらいダメだったって話。来年用の勉強は結果が来てからにする。それまではリハビリに集中集中。


しかしまぁなんだ、温泉あって仮眠室もあって、お食事処も漫画コーナーもあってだらけるのに最適だった。


また、行くよ。