着物の仕立て屋 花梨の日々つれづれ

着物のお仕立ていたします。
眠っている反物を自分流に着てみませんか?

おもくそ凹む

2013年03月10日 | 和裁

 先日、紬の袖丈直しをしたんだけど、たたもうと紙を中に入れたら肩山まで紙が行かなかった。
「へっ?」と思い、紙を外して肩を触るとなんと、4分弱(1.5cm)くらい空いてた。
空いてるって事は、表かぶり。

袖丈直しだけだったし、その着物を仕立てたのは1年ほど前だったので丈袋は吊らなかったら
まさか、これほど裏がつまってるとは想像だにしなかった事。

胴裏と八掛の地直しが甘かったのか・・・
とにかく直さなくちゃ、はしょりで何とか出来る量じゃない。

自分の縫った着物だから勝手は分かるので直しもスムースに出来たものの、そこまで裏がかぶったのにかなりムカムカして、先生に聞くに、
「雨に当たったか、もしくは丸洗いに出したら一ころよ」
って。


えっ、丸洗い?



丸洗いかどうかは分からないけど、手入れに出されたとおっしゃられてたから、多分、それだ。
着た時の胴部分のシワなんか、えらい綺麗に取れてたから、どんだけスチームアイロンをかけたかたまったもんじゃない。
そりゃ、悉皆屋さんは丈袋直しなんてやんないもんね。ただ、綺麗に見えたら良いだけで、袋なんて関係ないし・・・


ちった―、気を使えっ!
お客様は、あんたらのせいでさらにお金を使うはめになってんだよ。

分かってんのかな、ふんとにもうっ。




ぷりぷり




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ええ加減、非表示にしてくれんかのぉ~


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