きのこのこのこ

きのこのこのこ

スイッチバック式

2017-07-24 14:13:06 | 相場
子供の頃夏休みには両親の故郷に行くのが恒例だったが、途中篠ノ井線の姨捨あたりで汽車が何度か逆方向に進行するのが楽しみだった。急こう配を上る時に行きつ戻りつジグザグに進むスイッチバック式のためだ。

 FEDの議長イェレンの量的金融緩和政策からの出口戦略もスイッチバック式を採っているのかもしれない。

 イェレンは先週の議会証言で、インフレ率低迷の原因は一時的な要因以外にもあるかもしれないと言った。

 市場は出口戦略が遅れると見て、債券価格は上昇(イールド下落)、ドルは下落、株は上昇した。

 それまでは失業率が下がり、賃金上昇圧力がかかり、インフレ率が上昇するというメカニズムを主張していた。それはFOMC(連邦公開市場委員会)の多数の見解でもあった。インフレ率が上昇しないのは携帯電話料金の値下げなど一時的な要因と捉えていた。利上げやバランスシートの縮小など金融の正常化に向かう姿勢を強く示していた。

 イェレンの実際の発言は大筋でそれほど変わったわけではない。失業率の低下がインフレ率を上昇させるメカニズムを強く信じている。

 だが市場はわずかな違いに真逆の反応をした。振り返れば一昨年12月にFEDが初めて0.25%の利上げをしてから、何度かイェレンの見方は揺れた。利上げに積極になったり慎重になったりの繰り返しだ。市場もそのたびに行きつ戻りつした。スイッチバック式だ。

 利上げやバランスシートの縮小は普通、債券や株の売り要因、ドルの買い要因になる。

 しかし四度の利上げを実施した現在、米国株は史上最高値を更新中だ。金融市場の大きな混乱もない。新興国の通貨もおおむね安定している。

 今のところスイッチバックを繰り返し、出口戦略という急こう配を順調に上っているようだ。

 では今後もスイッチバック式で出口戦略は順調に進むのだろうか。

 JPモルガンチェースのCEOダイモンは先週、未曾有の量的金融緩和を元に戻す経験は誰もしたことはないし、皆わかったような顔をして出口戦略を描いているが、どうしていいかは誰もわかりはしない。4兆5千億ドルに膨れ上がったバランスシートの縮小は皆が思う以上に悪影響を及ぼす可能性がある、と指摘した。

 いずれにせよスイッチバック式で市場や経済の反応を見ながら進めるしかないのだろう。


市場養生訓
小口 幸伸より
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遊び

2017-07-24 14:04:51 | 相場
私は遊びは大事だと考えている。

遊びと言ったときに大抵は子どもがやるもの、くだらないこと、無駄なことと言ったようなイメージを持つ人が多い。


しかし実際のところは遊びは非常に重要な過程だと見ている。


糞真面目な人は本当に、この遊びがない。

遊びが無いから心に余裕が無い。

日々張り詰めている感じをひしひしと感じる(笑)

こうしなければならない。

こうあるべきだ。

断定口調が本当に大好きな人達だ。

ある程度真面目であることは大事なのだが、真面目もやはり行き過ぎると異常となる。

その緩和薬が遊びである。


遊びとは何か?

といったときに言えることは遊びは自発的行為であるということである。


遊びは誰かに強制されるものではない。

自ら進んでやりたがるものであり、熱中できるものである。


私は相場に対して遊びを感じている。

実際私は誰かに強制されて相場を張っているわけでも、嫌々仕方なく相場を張っている訳でも無い(笑)

自ら進んでやっていることである。


どの分野に置いても一角の成功を治める人達に共通することは自分の仕事に対して遊びを適用しているということである。


相場も例外なく、遊び心を持って取り組める余裕ある心の状態であること自体が、相場での成功を早めるのである(笑)

翁の相場道より
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「買いか売りかは重要なことではない。とにかくポジション持つことだ。そこからトレーディングが始まる」

2017-07-10 23:58:09 | 相場


 「買いか売りかは重要なことではない。とにかくポジション持つことだ。そこからトレーディングが始まる」

 「買って駄目だと思えば倍返しで売ればいい。良ければ利食うだけだ。とにかくポジションを持たないと市場の感覚はつかめないし、ノーチァンスだ。」

 米銀のディーラーとしてのキャリアをスタートさせて間もない頃、当時世界の市場で注目を浴びていたシカゴのIMMで活躍していたディーラーが取引の合間に言ったことだ。


小口 幸伸 

コラム市場養生訓より
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あなたの成功を妨げる人

2017-06-17 21:46:48 | 相場
あなたの成功を妨げる人は誰だか分かっているだろうか?

そこら中にいると思うかもしれない。

親かもしれないし、上司かもしれないし、嫌みな皮肉を言うが一応つきあわなければならない知り合いかもしれない(笑)

しかしそういった人たちと全く関わっていない人間なんてこの世には一人もいないのである。

そう、あなたの成功を妨げる人はただ一人、あなた自身である。

自分は相場で成功し続けることは出来ないのだ。

そう思うのはあなた自身である。

仮に誰かがあなたに相場なんて博打だよとか安定した収益は挙げられないよとか言われたことによってそうかなあと思い、自分には出来ないのだと考えたとしても、結局最終的にそう思ったのは自分自身である。

そういうことを言われても自分は違う。

何か成功し続ける思考法があるはずだ。

と思い探し求めてどこぞのブログにたどり着くことが出来たとき、それを可能としたのはあなた自身である(笑)

皆、誰彼の責任にしたがる。

政治家が悪い官僚が悪い、親が悪い、環境が悪い、時代が悪い、そうやって自分の責任を棚に上げたがる。

実際その通りだとしても、政治家が悪くても成功し続けている人はいるし、官僚が体たらくでも親が駄目でも、悪い環境で育っていても、厳しい時代においても、成功し続けている人はいるのである。

それはその現状を認めて受け入れて、ではどうしたらよいかを考えて、自ら行動を起こした結果である。


何故こんなことを言うかと言うと、相場はどこまで行っても自己責任が原則だからである(笑)

これ以外には何もない世界なのである。

何を参考にしようとしまいと、影響を受けてしまおうとなんだろうと、煽られようと嘘つかれようと詐欺に遭おうとも、すべて仕掛けの決断をして実行じたのはあなた自身であり、手仕舞いの決断をして実行したのはあなた自身だからである。


この純然たる事実を素直に認めることから始めないと成功し続ける投資家の道へと進まないのである。


あなたの成功を妨げる人は唯一あなた自身である。

その他には誰もいない。

このことを強く認識して行動することである(笑)

翁の相場道より
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トレンドに従う者

2017-02-21 18:22:27 | 相場

私はトレンドに従う者である。

トレンドフォロワーと外国では言われている投資家である。

だからトレンドが崩れたら見切る。

トレンドが出来なければ見切る。

長期トレンドが出来たりすると長期投資家のように見られることもあるが、長期投資家はトレンドが出来なくてもトレンドが崩れても見切らないから、全然異なる者ということになる(笑)

目の前のチャートを見たときにトレンドが出来ているかどうかは誰しも容易にわかるので、偉くトレンドに従うことは簡単そうに見える。

しかし実際は意外と難しい(笑)

その最大の理由はトレンドの形成期間が全体の相場時間の3割程度しかないからである。

資金投下をしてこその投資家という意味で多くの投資家たちは残りの7割の期間を捨てることができる行動が困難なのである。

そしてまたトレンド形成を狙ってトレンド維持を狙って仕掛けてもその成功率は3割程度しかないからである。

利益を出してこその投資成功と考えている投資家達ばかりであるという意味で、残りの7割の取引を迅速に見切ることが困難なのである。


私の場合はそれが2割に落ち込むからほとんどの投資家たちは真似できないし、まず間違いなくこんなことやっていても資産増殖はしないと諦めることになるはずだ。

そこに私の優位性がある(笑)

だからたいていの投資家たちは逆張りを好む。

その最大の理由はやはり勝率が高いからだと私は考えている。

やはり上手くゆくことが少ないより多い方が気分的に快適な人が多いというのが人間心理として当然のことなのだ。

トレンドフォロワーを選んだ場合はそれは不可能なので大体は負けてしまうことを許容しなければならない。

その代わり極限られた取引において圧倒的結果が出ることによってとんでもない金銭的幸福を得られる瞬間が極々わずかだが毎年生じるので私同様そのようなマゾ気質がある方は良いかもしれない(笑)

やはり日々の苦痛の積み重ねからの圧倒的快楽へと昇華する瞬間こそが最大幸福なのである(笑)

とまあ変態的なことを述べてしまったが、それはまあ一応冗談ということにして聞き逃してもらった上で、トレンドフォロワーの最高のメリットは長期的に成功し続けるということである。

ここが一番大切なことになるだろう。

非常に苦しい年を過ごさねばならぬ局面は少なからずあるのだが、忍耐強く継続していくと10年20年という期間においては間違いなく圧倒的に成功し続けてしまうようになっている。

過去何十年とあらゆる市場における検証によってそれは証明されているのである。

ただ上記した人間心理上の困難さが生じる故に、やり抜ける投資家は数少ないということになる。


私のようにそれを対処し克服した精神確立を成し遂げるのも一興だし、やはり多くの投資家たちが選択するような逆張りに進むのも一興であるが、いずれにせよ、トレンドに従う者は間違いなく最終的勝利を収めることになっている。

しかし最終的勝利がわかっていてもその途上の経過を見ることによって継続困難に陥ってしまうリスクはあなたが常識ある人間である限り、常に付きまとっているということになるのである(笑)

 

翁の相場道より

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