水タバコ

イスラム圏には、水タバコなるものがある。

果物等のフレーバーをつけたタバコ（ジャムのような状態）を炭で燻して、その煙を下に溜めた水をフィルターにして吸うものだ。


２１才の時、初めての海外旅行で出会ってから、いつかまたやりたいと思っていた。



トルコではどこのレストランも置いてあって、食後にアップルティーを飲みながら一服するのがトルコ人男性の嗜み、ここは右にならえで頼んでみた。



フレーバーはバナナを勧められたのでそれにした。



思いっきり吸うと水タバコはボコボコと音をたてながらバナナの香りの煙を出してくる。


タバコ臭さはなく、なんとも甘くて良い香りだ。



うむ、、、いいね、、、。



旅でのタバコはロマンティックでヒロイズム。



古のイスラムに思いを馳せる。

魔法のランプの話のような、
平山郁夫の絵のような、、

そんな世界、、。





妊婦の嫁には悪いが、小一時間程水タバコを楽しませてもらい、レストランを後にした。





余談だがこの水タバコの器具、ガラス細工でとてもイカしている。
タバコ自体はネットで手に入るし、喫煙者の友人への土産にピッタリだ。


翌日、これより二まわり小さいものを買いに土産物屋へ向かった。