地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

この「国」に、それだけの合意形成がなされていますか? 覚悟がありますか?

2017-04-09 | Weblog

4月8日(土)                           12/9 ℃

 

「今日の予定」があると楽しさ半分、辛さ半分です

楽しいのは自分の好きなことをやるとき、辛いのは気が乗らない半分 “義務的な” 会議・・・・

 

昨日はこの「地区」の歴史グループの総会でした

「会計」を仰せつかっています

会員は110名余り・・・・

年配(自分も・・・)諸氏が多いので、先々を考えれば次を担うメンバーの補充が課題です

 

総会に合わせて記念講演がありました

元須坂市博物館館長さんによる、タイトルは「堀直虎没後150周年」・・・・

堀直虎は須坂藩13代藩主で幕末、若年寄兼外国惣奉行に任命されましたが、慶応4年(1868年)1月17日、将軍・慶喜に何事かを諫言した後城中で自刃しています

ポイントは、直虎が慶喜に何を諫めたか?

講師の推測は

「武家政権を終焉させた最後の将軍として、ケジメの自刃を迫ったのではないか?!」

(1月6日、鳥羽・伏見の戦いで敗れた慶喜は密かに大阪を脱出して江戸へ帰還)

そして

「自らその範を示した?」

 

なるほど・・・

真相は定かではありませんが、どんな解釈をつけようと慶喜は鳥羽・伏見の戦いで敗れた “敗軍の将” であることは間違いありません

慶喜に何を諫めたのかは、「堀直虎没後150周年」の注目キーポイントです

 

ところで

地域の組織でどこも頭を悩ませているのは後継づくり・・・

狙い目は現役リタイア組なんですが、世の中変わってきたのは、60歳を超えてもまだまだ働く(働かざるを得ない)時代になったことですね

「〇〇さん、来年は定年だよね」

「じゃ、□□□の役員やってもらおうか?」

ところがドッコイ!!

“第二の勤め“ が待っていてそれは×

終る頃は60代も半ば過ぎですから体もガタついて

「もう勘弁して・・・」

となります

「70まで現役」は現実的理想ですが、誰もがクリアできるプロセスではありません

コミニュティの役員問題を含めて、組織の後継体制はなかなか至難です

 

穏やかなスタートを切った2017年ですが、突然キナ臭くなってきました

トランプさんと習さんの、初の米中首脳会談・・・

今朝の地元紙では、北朝鮮の核は「深刻」と認識で一致と報じる一方で

「米、単独行動辞さず」

「米、シリア再攻撃警告」

とあります

 

確かにシリアでの毒ガス使用は糾弾されてしかるべきですが、国連決議もないままに、いきなりアメリカがミサイルをぶち込むことは許されるのでしょうか?

すぐさま安倍首相も「支持」を表明しました

「多国籍軍」形態をとったイラク侵攻以上ですね

シリアの次は「北」!?

このパターンは、「北」でも十分予想されます

 

《トランプの恫喝裏目 シリア空爆で金正恩はさらに暴走する》   (4月8日日刊ゲンダイデジタル)

「・・・「シリアへのミサイル発射を目の当たりにした北朝鮮は、態度を硬化させ、より強硬な手段に出てくるでしょう。近いうちに核実験を行ったり、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に踏み切る可能性が出てきました。金正恩は核放棄どころか、開発を急ぐはずです。『イラクもシリアも核を持っていないから攻撃された』という認識を強めたとしてもおかしくありません。トランプのミサイル発射は裏目に出る可能性が高い」 (辺真一コリア・レポート編集長)

 

となると残るオプションは「北」への “先制攻撃” (空爆)・・・

安倍首相は「支持」を表明

「北」が日本の米軍基地に “報復攻撃” (ミサイル発射)

・・・そんな最悪のシナリオも十分ありえます

 

安倍首相による「支持」表明――

軽々すぎます

この「国」に、それだけの合意形成がなされていますか?

覚悟がありますか?

 

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