11月20日(日) → 16/8 ℃
まだ朝の5時・・・・
庭に出てみるのが日課です
静寂
なんの音も聞こえません
大気は靄がかって、微かに雨を感じます
地方の鉄道・・・・
利用客減で、どこも厳しい状況です
代表格は北海道・・・
路線の半分となればことは深刻ですね
《JR北海道、路線の半分「維持困難」 13区間千キロ超》 (11月19日朝日新聞デジタル)
「・・・協議の相手となる自治体は道内の約3割の56市町村にのぼる。大半が財政難で、バス転換や応分の負担を求められることに早速身構えている。高橋はるみ知事は18日、「大きな危機感を持って受け止めている。JR北海道は、徹底したコスト削減など最大限の自助努力を進め、拙速な対応をしないよう強く求める」との談話を出した」
1922年(大正11年)からこの地区を走ってきた 民鉄 は、4年前に廃止となりました
大正11年というと母が生まれた年です
この地区の歴史と発展を担ってくれた鉄道・・・
「なんとか存続できないものか?!」
行政、事業者、沿線住民による法定活性化協議会が設けられ、総合計画も立てられましたが成果は薄く、結局、2012年(平成24年)に廃止となりました
今は代替バスがそのルートを補います
この地区も、存続に向けていろいろ取り組みました
結果としては「廃止」→「バス代替」となりましたが、住民自らが地域課題にぶつかった体験は貴重でした
(市長さんへの存続要望)
(緊急住民集会)
(電車を利用する何度ものイベント)
(思い出の写真展)
(シンポジウムで討論)
「廃止」が決まってからの、感謝を込めた ” さよならセレモニー” ・・・
そして、今の課題?
代替バス路線を、「乗って残す」こと!!
「車があるから大丈夫・・・」
いやいや、高齢者の運転免許は厳しい環境になりそうです
地区は、独自に、ICカードの普及(購入費補助)と通学定期券の購入補助を進めています
で、こちらは久々の朗報 ↓
《SL、錦秋の飯山線を駆け抜ける 44年ぶりの雄姿に沿線熱気 長野》 (11月19日産経新聞)
「・・・SLロマン号は、戸狩温泉駅や桑名川駅を経て午前10時過ぎに森宮野原駅に到着した。駅構内では、この日を待ちわびた地元住民らが鈴なりとなった。駅前広場ではダンスの披露やキノコ汁の振る舞いなどが行われ、復興途上の村を挙げての大イベントに盛り上がった。「5年前の地震のときは生活の足下が崩れ、村はどうなってしまうのかと思った。本当に久しぶりのSLで、こんなに多くの人が来てくれ、元気をもらえた。汽笛を聞いたとき、胸が詰まるような感慨があった」」
千曲川が流れゆく北信濃の飯山は魅力いっぱいですから、新幹線とSLを連結したらきっと活性化につながりますね
「胸がつまるような感慨」・・・
わかります