獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ルノー・ルーテシアR.S.同乗記&キャプチャー試乗記

2017年03月15日 | CARS&F1

 「プジョー308 GT BlueHDi」の実力に感銘した後。
 尾車氏の進言により、次に向かったのは、ルノーのお店
 氏のリサーチによると、そこにはルーテシアR.S.の試乗車があるので、是非試してみたいとのこと。
 私もその意見に激しく同意し、そこへとレガシィ2.0i(5MT)を走らせたのである。


 そして、確かに、そのクルマはそこにあった。
 「ルージュ フラム M」の塗装が、目に鮮やかだ。


 履くシューズのサイズは、205/45R17という、ファットさ!


 だがしかし・・・
 それは、なんとサマータイヤ!
 確かに幹線道路はほぼ舗装が出ているとはいえ、3月上旬の札幌市内を夏タイヤで走るのは、あまりにもリスキーである。
 私が「このクルマは運転できましぇ~ん」と雄叫びを上げると、セールスマン氏は「では、私の運転でドライ路面だけを走りますので、同乗してみませんか?」と提案したのであった。
 なので、一抹の不安を感じながらも、私と尾車氏は、セールスマン氏の運転するルーテシアR.S.に乗り込んだのである。


 同乗させていただいたクルマは、「R.S.シャシースポール」(6EDC:税込車両本体価格307万5000円)であった。
 尾車氏が助手席に座り、私は後席に佇む。


 オレンジの加飾が魅力的な、そのインテリア。
 注目すべきは、やはりマニュアルシフトモードの考え方である。
 「前に押してシフトダウン・手前に引いてシフトアップ」のロジックは、加速Gの原理からいくと理にかなっており、体感上も自然だ。
 私と鈴木亜久里氏が10年以上前から主張してきたことを、ようやくにして、このフランスのメーカーも、採用してくれたのだ。
 マツダ以外の国産車メーカーも、早く、この方式にしてほしいと、私は心から願う。


 さて、このクルマ。
 静粛性にはやや欠け、特に、ロードノイズは気になる。
 後席に座っていた私は、運転席のセールスマン氏と助手席の尾車氏が、なにを話していたのか、ほとんど聞き取ることができなかった。
 まあ、そもそも私の耳が難聴気味であるということも、要因としてはあるのだが・・・(^^:


 とはいえ、そこここに配されたオレンジが、スポーツ心を高揚させる。


 ルーテシアR.S.。なかなか魅惑的である。
 雪が融けた後に、再度自分でステアリングを握って走らせて、そのライドフィールを実感してみたいものだ。



 さて、お店に戻って他のルノー車を見学していて。
 やはり最も私の心を揺らしたのは、この「キャプチャー」だった。


 ルーテシアベースのFFとはいえ、ロードクリアランスをたっぷり取ったそのSUV的スタイルは、なんとも魅力的である。
 尾車氏は、この展示車の「イヴォワール+ノワール エトワール M」のカラーが気に入った模様。


 そして、しっかりと積まれた、テンパースペアタイヤ!
 キャプチャー。どう考えても、イイじゃありませんか!



 そして幸いなことに。
 スタッドレスタイヤを履いた試乗車があったので、はにかんだフリをしながら、試乗させていただくことに。
 「オランジュ ルシヨン M+ノワール エトワール M」のカラーを身に纏う「インテンス」(6EDC:税込車両本体価格267万2000円)の積むエンジンは、1.2リッターダウンサイジングターボDOHC4気筒で、120psを発揮する。
 

 タイヤサイズは205/55R17。
 昨今のクルマのタイヤは扁平率が高くハイトが低いので、このクルマのタイヤは、相対的に「ハイトの高い昔のタイヤ」のように見える。


 センターに配されたデジタルスピードメーターが、フランスのエスプリを感じさせる。
 指針がルノーのコーポレートカラーであるイエローなのも、粋でいなせだ。
 ただし、ステアリングのピアノ調加飾が手のひらに当たる部分にあるので、汗っかきの私だと、夏場は滑ってヌルヌルしてしまう危険性をはらんでいる。


 ダイヤル&プッシュスイッチ式の空調は、なかなか扱いやすそう。


 シートは低反発枕のような弾力性というか、固さである。
 おそらくは、長距離走行でも、疲れを感じさせないことでありましょう。
 マニュアルシフトモードのロジックが「前に押してシフトダウン・手前に引いてシフトアップ」となっている点も、二重丸。
 そしてその脚自体は、しっとりと柔らかく、地面をトレース。
 なんというか、「路面を舐めるように」、接地して走ってくれるのだ。
 ステアリングの中央方向への据わり感もしっとりしており、しかもそれは操舵するとナチュラルに反応。
 静粛性も文句なしで、一家のファミリーカーとして、心地良く使えそうだ。


 ルノー・キャプチャーは、以前から気になるクルマだったが、試乗して、ますます好きになってしまった。
 自分としては、次に買うクルマは「次期スバルXV」かなぁ・・・なんて漠然と思っていたのだが、このキャプチャーも極めて魅力的である。
 札幌という寒冷豪雪地帯に住む私だが、このクルマに4駆がなくFFのみであるという点を差し引いても、このクルマが欲しくなってしまった。
 次回は、家族を引き連れての、「XVvsキャプチャー徹底比較試乗」となりそうだ。

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