10月8日(日)。
尾車氏とともに「2017ハーベストホンダ IN アクセス札幌」に行ってきた。
そこには、7年ぶりに日本復活となる「シビック」の、試乗車があるというからである。
10時52分に、そこに到着。
場内に入り、やはり真っ先に目を惹いたのは、この「シビック タイプR」!
ブラック基調に、赤がアクセントとなり、シルバーが散りばめられたインテリア。
それは、スポーティー感演出の常套手段とはいえ、やはりココロを躍らせる。
この時代に「6速マニュアルしか設定しない」というのも、これまた「漢」である。
アルミの3ペダルも、レーシーで、これまたよろし(^^)
いわゆる「Cセグメント」のクルマとしては全長が長めなので、ラゲッジスペースも広大!
トノカバー下の高さの寸法が、たっぷりあるのも、素晴らしい。
まあ、スペアタイヤレスなのは、軽量化という定義名分もあるので、致し方ないところでありましょう。
ルーフ後方に貼られた4つの棒状のものは「ボルテックスジェネレーター」と呼ばれ、「ルーフから後方に流れる空気の剥離を抑え、より効果的にスポイラーへと風を導く。」のだという。
「く」の字に光るテールランプが、なかなか印象的な、リヤビュー。
公道でこれを見せつけられる日が来るのも、そう遠い日のことではないかもしれない。
このクルマの税込車両本体価格は4,500,360円だが、このクルマのリリースを待っていた人は、少なからず居るハズだ。
そしてお次は、「シビック セダン」(CVT:税込車両本体価格2,650,320円)を、見学。
この流麗な、ルーフライン!
「セダン」というよりは、「4ドアクーペ」と言った方が、より似つかわしいように思える。
空力というか、デザイン優先のためというか、後席への乗降性は極めて悪く、腰を落として・頭をかがめて・潜り込むように・・・しなければいけない。
ご老人が後席に乗る機会が多い方が、このシビックセダンを選ぶ際は、要確認事項でありましょう。
外見からみたトランクルームは、長さが極めて短く、リッドの開口部も小さいが、その容量自体は奥行きも高さもあり、広大なスペースである。
続きましては、「シビック ハッチバック」」(CVT:税込車両本体価格2,800,440円)と、触れあう。
乗降性については、「セダン」よりはこの「ハッチバック」の方がややマシではある。
だが、絶対的には、「良好」とは言い難い。
太いCピラーが視界を遮り、室内は暗めで、なにか閉塞感がある。
’80年代前半。私が好きだった頃のホンダ車は、「初代シティ」「ワンダーシビック」「クイントインテグラ」「3代目アコード」だったが、それらはすべて視界良好で、実に運転しやすくユーザーフレンドリーなクルマだったと、記憶している。
今回の「シビック ハッチバック」は、少なくとも、初心者にはオススメできない。ううっ。
とはいえ。
荷室容量は広大で、リアシートを倒せば、私のレガシィ2.0iとほぼ同等か、下手をすれば、それ以上かもしれない・・・(^^;
また、素晴らしいと思ったのが、この「横巻き取り式カーゴエリアカバー」である。
これは、日常の使い勝手から言えば、私のレガシィのトノカバーよりも、明らかに上だ。
さて、我々取材班が、新型シビックの試乗目当てで訪れた、このイベント。
しかしながら・・・「シビック セダン」も「シビック ハッチバック」も大人気で、その試乗車はなんと「50分待ち」状態であった(^^;
なので、タイム・イズ・マネーを身上とする我々取材班は、今回は試乗を見送ることにしたのである。む、無念。
また、我々取材班にとって見逃せなかったのが、この「無限FIT」だった。
お約束の、黒基調&レッドステッチインテリア!
水温・油温・油圧の、3連補助メーター!
無限ロゴの、エンジンスタート/ストップスイッチ!
トランスミッションは、昔気質の6MT!
そしてこれまたお約束の、アルミスポーツ3ペダル!
”Flat Black” の17インチアルミホイール!
さらには、レッドのカムカバー!
無限が醸し出す、ホンダのスポーツイメージ。
だがしかし。ホンダのスポーツイメージを高めるのは、やはりF1で勝つことだと、私は思うのだ。
お膝元である鈴鹿のホームストレート&バックストレートで、他のマシンに抜かれまくるマクラーレン・ホンダのマシンを見て、涙したのは、きっと私だけではないだろう。
ホンダよ、がんばれ。頼む、がんばれ、がんばってくれ。
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