★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

幻影のあるときは

2017-04-16 23:37:07 | 思想
もう少しで最高気温が30度になりそうなんです、いい加減してくれと思うこの頃ですが、みなさんいかがおs



福間氏が注視しようとするのは、何かの事件の幻影がある時の、そのイメージの多様な分散である。いや、分散であればいいが――、例の籠池氏が、自分を二・二六の将校達に擬し、「国家のために殉ずる気持ちで頑張ってきた人たちが、指導部に抹殺された。……勝者にはいい印象、敗者には悪い印象が与えられます。ただ一〇〇年たてばひっくり返ることがあろうかと思います」とか何とかこの前しゃべっていたのにわたくしもびっくりしたから、福間氏の本をふり返ってみた。


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