宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

ガットギター

2016年11月01日 | 徒然
 高校生の頃だったか?
いっぱしにギターに興味を持った。
そして、親にねだって買ってもらった。

当時は、単に「ギターが欲しい」というレベルで、それはどんなものがあるかなんて考えてもなかった。
結果、勧められるままに買ったか、父が買ってきてくれたか?
それすらも覚えてない。

それは、ヤマハのガットギター(クラシックギター)だった。
後に、友人のギターを眺めていると、なんだか自分のと微妙に違うことに気付いた。

友人のそれには、穴の下に黒い貼物がある。
でもって、弦が、どうやらスチール(私のはナイロン)らしい。

なんだ、全然別物じゃないか。
そう、当時の私はこの程度のレベルだったのである。

 それでも、教則本を買ってきて、「ドレミファ」を覚えようとした。
しかし、友人は、コードなるものを押さえてかき鳴らしている。
「ん?あれ、どうやるんだ???」

私の教則本は、恐らく、クラシック用だったのだろう。
やりたいのはフォークなのに。
もう一度言うが、当時の私はこの程度のレベルだったのである。

 当然のこと、そのコードの押さえ方や、ストロークの仕方、諸々が五里霧中だった。
練習しようにも、その糸口すら分からなかった。
こうして、私の単純なギター熱はスルスルと引いていった。


 それからざっと40年余り。
還暦となった私のもとに、紆余曲折の末、そのフォークギター(勿論中古)がやってきた。
でもそれは、「チュー太郎」に置きっぱなし。
横目で眺めるだけで触りもしない。

なのに、それをくれた先輩に、つい「弾き語りくらい出来るようになろうと思ってる」みたいなことをほざいてしまった(よせばいいのに)。
以来、先輩が交換用の弦を買ってきてくれたり、楽譜をコピーしてくれたり。
段々と引っ込みがつかなくなってきた。

それでも、触ることはなかった。
それがある夜、初めてやってきた若い女性のお客さんが弦を張り替えてくれた。
(情けないことに、それは切れたままだったのだ)


 それからである。
ようやく触りだして、兎に角1曲やってみようと思い始めた。
コードが三つだけの「人間なんて」を弾き語る。
目をつぶってそいつを取り敢えずクリアしようかと。
先輩が「そうしたもんだ」と教えてくれたから。


 それが先日、チューパルの夜。
メンバーの中から「ドレミファも出来んのんか」との突っ込み。
そうか、トーシローはギターでソロ演奏出来て当たり前と思ってるんだ。

ここで、「うん、それは確かに心地良い」と考えるところが私の身の程知らずなところ。
たった三つのコードすら詰まりつまりなのに、「ソロギターの調べ」に憧れを抱いてしまった。


 そんなこんなで、とうとう、「兎に角1曲弾き語る」から「同時にソロギター演奏も」に転じてしまった。
もう一度言うが、我ながら全く身の程知らず。

 しかし、その憧れが、例え60の手習いというハードルがありながらでも、モチベーションの持続に繋がるのでは?
そして、そいつが、我が余生に潤いをもたらしてくれるのでは?
などと思っている・・・



けふの一葉
 インスタに挙げたものは、使いまわさないと決めたものの、こいつがなかなか足を引っ張る。
結局、「お気に」をまた貼り付けたくなる。
でも「取り決め上」、ここでは次点を使うしかない。
 それだけ、コンテンツに余裕がないということなんやろね・・・





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