この国とともに

2017-02-22 07:50:38 | 日記
トランプ政権がスタートして一ヶ月しか経っていませんが、危機感を感じています。

でも、アメリカ版朝日新聞のCNNや、アメリカ版民進党の民主党が叫んでいる意味の危機感ではないです。
彼らの、トランプ政権は民主主義と人権の危機!アメリカという国の基盤の危機!という主張には、あーそうかもね、と思いますが。
自由、平等、移民歓迎、多民族に寛容、どんな国の出身者でも等しくアメリカンドリームを実現できるチャンスがある、というのが、アメリカという国のアイデンティティですもんね。
でも、それって、安全と命よりだいじなものなの?と思いますが。

私は保守なので、移民反対政策には賛成しますし、リベラル派の主張する自由や平等、民族博愛には、おおいに疑いを抱いています。
おそらく真の意味の平等とは、一見不平等にみえること、差別ではない「区別」を容認できるものだと思います。
一見不平等にみえるものも、真実を知ればそうではないことがある。天皇制はその最たるものでしょう。
差別ではない区別は、男女の違いのようなもののことです。自然に異なるものを、おおらかに違うものとして扱うことです。

でもリベラルは、ほんのわずかも平等にみえないことがあると、魔女狩りのように糾弾する。重箱のスミをどこまでもつつく。
平等原理主義者です。
それは、リベラルが国家主義を糾弾するときの常套句、「全体主義」と何が違うのでしょう?
全体主義とは、一つの意見だけが正しいとして国民全員に押し付け、異なる意見を認めない態度のことです。異なる意見を執拗に魔女狩りすることです。

アメリカでは何年か前から、「メリークリスマス」と言うことができなくなったと、ケント・ギルバートさんが言ってました。キリスト教徒ではない人がいるから、配慮に欠けるからだそうです。
ひとは際限なく少数派の意見を汲み取り、細心の配慮をしなければいけないのでしょうか?
そんなものが平等でしょうか? 民族博愛でしょうか?

いまの人間の精神レベルでは、真の平等の実現は無理なのだと、私は思っています。

それにしても、CNNの偏向報道はひどいですね。トランプ叩きは、他人の国なので好きにやればいいと思いますが、慰安婦像を作成している韓国人夫婦のインタビュー記事には、萎えました。
あの韓国人夫婦は、おそらく北朝鮮と中国から支援を得て、反日活動をしている人物です。そんな胡散臭い人の主張を、そのまま掲載するなんて、CNNは取材能力がないか、中国の回し者なのでしょうか。
でも、日本以外の国でも、マスメディアのひどさは同じなんだとわかって、わたしは皮肉にも、少しホッとしてしまいました。

トランプ政権の話に戻ると、私の危機感というのは、政権の脆弱性による、アメリカの分裂と内紛です。
現状でもすでに、アメリカは国が二つに分かれて争っている状態で、内紛に近いです。
トランプ政権は分裂をわざと煽っていたので、反対派を強引に抑える算段があってやっているのかと思って見ていました。
でも、一ヶ月みていて、この分裂を抑える手立てがあるように思えず。
この分裂が決定的な事態となり、トランプ大統領が短命で終わる可能性ーーーたとえば暗殺、あるいは、日経の記事に出ていたような合法的クーデターが起きる可能性は、それなりに高いと認識をあらためました。
そのような事態になったとき、一時的とはいえ、米軍が日本の安全保障に構っていられない状態になることを、とても危惧しています。

もう一つは、アメリカで起こる天災です。
こんな内紛状態で、もしアメリカでハリケーン、地震など大規模な天災が起きたら、アメリカは大混乱になり、国家機能がマヒするかもしれません。
そのとき、日本の安全保障にスキができてしまいます。
中国がその機会を逃すとは思えません。
これは、トランプ政権が短命で終わるケースより恐ろしいです。日本が最も恐れるべきシナリオだと思います。

自衛隊は、米軍の支援なしに、単独で中国軍と相対したとき、何日もつのでしょうか?
私は自衛隊に幻想を持っていません。
自衛隊のおひとりおひとりは真面目で、能力も高く、士気も高いことは疑ってません。
でも日中の兵力差を思います。
自衛隊は、ごく短期的な局地戦では勝てるでしょうが。長引く総力戦では、もう全く、中国軍の相手にならないように思います。

そもそも自衛隊は70年以上、戦場に立ったことのない軍隊で、中国軍はどこかしらで常に戦ってきた軍隊です。
有事が現実になったとき、自衛隊が想像以上に弱いかもしれないことは、想定しておいたほうがいいと思います。
自衛隊は、世界トップクラスの兵力を持ち、あちこちの戦場で戦ってきた旧日本軍とは違うのです。とても残念ながら。

Newspickのコメントで、アメリカのクーデターやトランプ暗殺を望む意見を見ました。
日本人が日本の安全保障に、いかに無知で無関心かを、まざまざと感じました。
アメリカの危機は、そのまま自分の命、家族の命に直結することなのに。

こんな国は滅んでも仕方ないのかもしれないと、わたしはときどき思ってしまうのです。
私たち日本人には、生き残る資格があるのかと。
野生の世界では、生き残る努力をしない生物に、生きる資格がありません。
少なくとも中国は、身勝手で忌むべきやり方ではあるけど、世界の厳しい現実を見て、貪欲に生き残る努力をしています。
それを思うと、日本人が駆逐されても、文句を言えないのではないかと、思ってしまうのです。

わたしは、日本の運命は、わたし自身の運命として受け止めたいな、と思っています。
わたしは日本に日本人として生まれ、この国に守られ、沢山のものを与えられて育ちました。
日本以外に住みたいとは、みじんも思いません。天皇陛下のいらっしゃらない国に、私は住みたいと思いません。
この国がお花畑のまま滅びるならば、仕方ない、と思っています。
ただ、その時になって、こんなことになるなんてと驚くのではなく、覚悟はしていたいな、とは思っています。


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