大統領就任式

2017-01-22 09:34:33 | 時事
昨夜は、アメリカの大統領就任式を、ライブで見ていました。
わたしは初めて見ましたが、とても盛大なんですね。欧米の式典は、見た目がカッコイイですね笑
私は、欧米の個人主義の価値観は、諸悪の根源だと思ってますし、特に欧米の支配層は悪の権化だと思ってますが。
彼らのセンスの良さは素直に認めたいと思います笑

トランプ大統領の周囲にいる人、歌を歌う人、観衆のほとんどが白人なのが目につきました。反対にヒャッハーとばかりに暴れているデモには有色人種が多かったようですね。
歌を歌う人たちまで白人だらけってことは、トランプ支持者から選ばれてるんでしょうか?

私はアメリカのことも何も知りませんが、ヒラリー女史の支持者は大卒のエリート、トランプ氏の支持者は高卒で貧乏、などと言われてましたが、実際は白人の中間所得層なのかなと思います。
グローバリズムの恩恵から除外されて所得が減り、移民に不満を持ち、アメリカに古くから住む人達。これまではサイレントマジョリティだった人達なのでしょう。

グローバリズムで恩恵を得るのは、お金持ちと多国籍企業だけです。自国の移民や、自国以外の賃金の安い国の労働力を使い、利益を上げるからです。
多国籍企業を運営するお金持ちは、よりお金持ちになりますし、そういう企業に勤めることのできるエリート層は良いですが、そうでない中間層以下は貧しくなります。
中間層以下の所得を守るならば、保護主義しかない。

アメリカは移民の国とはいえ、古くからアメリカに住み、真面目に働いて税金を納めてきた人達にとっては、新しく来た移民に仕事を奪われ、税金が投入されるのは、おもしろいはずがない。
大統領就任式を見ていて、ヒラリー女史が落選したのは当然だったんだなあ、と思いました。
どれほど言葉で騙っても、ヒラリー女史は、グローバリズムで恩恵を得るエスタブリッシュメントの代弁者であるのは明らかでした。

日本でも政府がグローバリズムを推進すれば、全く同じことが起きるでしょう。そうならないことを祈るばかりです。

またグローバリズムはもう一つ問題があり、それは国家、民族を弱め、究極には否定していることです。グローバリズムは無政府主義なんだと思います。
日本でも、グローバリズムを支持する人達は愛国心をバカにしますよね。彼らは「経済効率」だけが物事を測る唯一の指標で、母国に囚われるのは効率が悪く、愚かで頭の古い考えなのです。
私はひそかに「効率厨」と呼んでいます。
ホリエモンや楽天の三木谷社長は、その代表でしょう。
彼らは国籍で物事を判断するのは愚かだと笑い、ビジネスに適した国が祖国以外にあるなら、簡単にその国に移住します。祖国に貢献するという考えはないし、愛国心も持っていません。

しかし、経済効率だけで人生が埋まるものでしょうか? そんなわけないですよねえ。
私は愛国心のない人間ほど、薄っぺらいものはないなと思っています。見ていると、寄る辺のない、カゲロウのように薄く寂しい人達のように感じます。
彼らはそんなこと、全く思いもよらないでしょうが。

アメリカの話に戻ると、トランプ氏もまた、ヒラリー女史と同じエスタブリッシュメントの一人であり、実際には、多国籍企業に有利なグローバリズムを、形を変えて推進するのでしょう。
アメリカの真の支配層は、無国籍のユダヤ財閥であり、アメリカ大統領はその代理人にすぎないと思っています。番頭さんみたいな感じですね。
トランプ氏の閣僚には、ゴールドマン・サックスのメンバーが多数入り込んでいますから、隠す気もないってところですかね。
ただ国内の中間層にも、いくらか還元する政策を取るでしょうから、それでトランプ支持の白人中間層は満足するのでしょうか?
でもいつかは、結局はトランプ氏もヒラリー女史と同じだということに気づくのかもしれません。

軍事的には、アメリカが行ってきた軍事戦略は、エスタブリッシュメントに利するためのものでした。
表向きは、アメリカ人が大好きな「自由と民主主義を世界に広める使命」という名目で行われてましたが。
シリアやイラクへの干渉も、リビア空爆も、アフガニスタンも、みなアメリカの支配層を潤すためのもの。
その恩恵を受けない中間層が、なぜ、遠い中東やアフガンで税金が使われ、若者の命を犠牲にしないとならないの?と感じるのは、当たり前と思います。
戦争のメリットを享受するのは支配層なのに、税金を払うのも、血のコストを払うのも真面目な庶民なんですよね。
アメリカは世界の警察官じゃない、というのは、そんな人達の本音だと思います。

その気持ちはわかるのですが、ではそんな彼らが東アジアの紛争をどう感じるか、、、日本人としてはそこが心配です。
アメリカは現在、ほぼ全世界の制空権、制海権を支配しています。(いまは海上優勢、航空優勢と呼ぶそうですが)
でももしフィリピン、台湾、日本のどれか一つでも、中国の支配下に落ちれば、アメリカは太平洋の半分(西太平洋)の制海権、制空権を失い、アメリカの覇権は大きく後退します。
東アジアの有事ーー尖閣諸島か南沙諸島か、あるいは朝鮮半島でーが起きたとき、アメリカの支配層が黙っているとは思えませんが、アメリカ国民の支持が得られるかは微妙です。
アメリカが西太平洋の覇権を失ったところで、私の生活にどんな影響があるの?というのが、本音じゃないでしょうか。
わかりませんが。

日中の有事ー尖閣諸島か、小笠原諸島か沖縄かわかりませんが、もしもの際、アメリカの支援の「タイミング」が問題なのだと思います。
いつかは支援するのでしょうが、日本人の犠牲が出ない初期のうちなのか、あるいは犠牲が少し出たあとか、犠牲が相当数出たあとか。
アメリカ国民の賛同がないなら、初期のタイミングでの支援は難しいでしょう。
アメリカ人には、極東の島国の人間が多少死んだところでどうでもいいでしょうが、日本人には重大事です。

トランプ氏が叫んだのは、遠い異国を守る理由がわからないという、アメリカ庶民の本音でした。
そのおかげで、在日米軍は日本を守るためにいるわけではない、という事実を、日本のたくさんの人が知るようになるのでしょうか、、、。

どんな時でも、日本と日本人を守るために命をかけてくれるのは自衛隊だけです。
日本の憲法改正と自衛隊の軍事費の拡大、、、今までは、政治家が一言そんなことを言おうものなら、マスコミから袋叩きという風潮でしたが。
私は最近、意識高い系がいま集まっているだろう「ニュースピック」のコメントで、9条改正賛成の意見が、ちらちらあって驚いています。
ニュースピックユーザーは、日本の意識高い系のインテリなので、当然、穏健リベラル寄りなわけです。

また、先日、BS朝日の正月特番を見ていたら、ゲストは三浦るりさんや田原総一郎さん、上念稔さんなどで、右寄り半分、左寄り半分だったのに、9条改正は全員一致で賛成でした。
BSとはいえ朝日ですよ。驚きましたし、ホッとしました。日本でもマトモな知識人のレベルでは、憲法改正は当たり前になってきている、と思いたいです。

あまり期待できないとも思いますが、五年前と比較すると、確かに空気が変わってきている、と思います。
























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