あのサンゴ礁事件以来、「『発言と行動が一致しない』といえば朝日さん」になってしまったが、「ああやっぱりな」の事件が生じた。
↓太字が直らないのでそのままで…
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大仰な言い方をさせてもらえば、これはまさに「現代」を象徴する出来事であろう。他者を批判するのは一人前だが、「自分は別」と思うことが平気でできる。
もしかすると、積極的に「自分は別」とさえ思っていないのかも知れない。自己のこのような行動を「つい飲んじゃうのはしょうがない」などという理屈(ではなく単なる感情だが)で自己肯定しきった上で、それとは全く別次元の感情として、他人が行った飲酒運転にはがまんがならず、意気揚々と批判記事を書く。そんな自分に酔っている…。
こういう人間は、自分の行動と他者の行動が自己の思考の中でつながっていない。「オレがやっているのも飲酒運転だよな?」と自己を振り返ろうとする動機さえないのだろうな。だからこそ、自分が平気でやっていることを、他人がやれば、「正義」の名の下に徹底的に叩ける。どこぞのネット社会で起こっていることと奇妙に重なる。
他者の行動と自分の行動を同じ原理に照らして考える能力や姿勢が身に付いていれば、少なくとも「この時期に飲酒運転をすることはかなりまずい」と予想することができる。私が小さい頃は、こういう考えは「ずるい・アンフェアだ」と厳しく批判され、世情に関係なく、他者に迷惑をかけかねない行動を行わないように指導されたものだ。それが「教育」であった。ところが今は…「この時期はやばい」と想像しろ、と指導することが「教育」なのだろうな。
ちょうど「教育改革」を最重点目標に掲げている(らしい)安倍晋三氏が自民党総裁に選ばれた。彼を右翼だナショナリストだと、いまどき、そんな笑っちゃうくらいの低レベルなイメージ植え付け作戦で煽るのは、ニュース23だけで十分だ。そんなくだらない便所の落書きにいそしむヒマがあったら、今の教育に本当に問題がないのか、落ち着いて考えてみる必要の方が数倍はあるだろう。私もそんな一現場で、日々子供の指導法を考えている。今春の高校卒業生が確か「ゆとり教育」の第一世代だが、その影響は、かなり大きい。ただ、こういう事件が生じることからみても、それが朝日新聞で起こったことだということを考慮しても(笑)、「自己−他者の行動を同一原理で検証できない」状況は、ゆとり教育導入前から着実に浸透しているのだろうな。それだけに、この問題は深い。
事実関係確認後、朝日さんがどのようにこの容疑者を「厳正」に「処分」するのか。しっかり見ておこう。











