思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

期待でドキドキ・・・サロネン指揮・フィルハーモニー管 ストラヴィンスキーの初演とマーラーの6番「悲劇的」

2017-05-12 | 芸術

 期待でドキドキ・ワクワク-----
昨年暮れに世界初演されたばかりのストラヴィンスキーの『葬送の歌』とマーラー交響曲6番「悲劇的」の2曲、
サロネン指揮・フィルハーモニー管弦楽団のこのプログラムでの演奏会は、タケミツメモリアル(東京オペラシティ)での1回のみ。5月18日(木)です。


 紛失されたと思われていたストラヴィンスキーの『葬送の歌』(師、リムスキーコルサコフのための・作品5・1908年)は、昨年、サンクトペテルブルグ音楽院改修工事の際に「開かずの本棚」から見つかり、大ニュースとなりました。2016年12月2日にゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団で初演されましたが、演奏会場にはロシアの他、世界中から、とりわけアメリカとフランスのメディアとオケの幹部が参加し、大成功を収めたと伝えられます。

 そのストラヴィンスキーに見出されて世界的存在となった武満徹(彼の唯一の師が清瀬保二)を記念する東京オペラシティーのホール=タケミツメモリアルで、最高のストラヴィンスキー指揮者の一人であるサロネンにより日本初演が行われます。深い「縁」を感じます。

 メインの大曲ーマーラーの交響曲6番「悲劇的」は、マーラー作品の中で最も現代的な曲であり、鋭い感性を持つ作曲家兼指揮者のサロネンにピタリの曲で、わたしの望みが実現することになります。東響のジョナサン・ノットは優れたマーラー指揮者ですが、5番は見事ですが、6番はいまひとつ合わないのです(最高なのは3番と8番でマイベスト、5番、9番も素晴らしい。2番はいまひとつ、4番はよくない。バンベルク響とのマーラー全集)。彼の6番は珍しく力技になっています。サロネンは、鋭敏でしなやか、作曲家でもありますので、「悲劇的」な傑作にエロースをもたらすのではないか、と期待しています。この曲は、9、11の翌日に凄い解析力をもつマイケル・テルソン・トーマスが常任のサンフラシスコ響と入れ、SACDを出しましたが、悲劇が生(なま)であり、どこにも救いはなく、カタルシスもなく、まったく音楽になっていない演奏が記憶に残っています。

5月18日(木)授業を振り替えていきます。う~~ん、なんとも楽しみ。

 なお、サロネンの見事なストラヴィンスキー7枚組が発売されていますが、オシャレで鋭利なのに温かい。最高の演奏が、CD一枚分の価格で買えます。24ビットリマスターで音もよく、安くてどうもすみません(笑)


武田康弘

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