思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

早くもCD発売 ノット・東響のブルックナー8番 圧倒的かつ愉悦感ある独創的名演。

2016-12-13 | 芸術

 わたしが7月に聴いたジョナサン・ノット指揮の東京交響楽団によるブルックナー交響曲8番には圧倒され、心底感動しましたが、そのライブ録音が12月16日に発売されます。SACD&CD仕様ですが、サントリーホールでの収録なので、わたしの聴いた横須賀での演奏の前日のもの。

 この演奏は、マニアックなブルックナーファン向きではなく、音楽に愉悦感を求める多くの音楽好きに贈られる宝物です。

 重く聴くのが疲れる精神主義的なブルックナーではなく、たのしい音楽散歩。 豊かな情緒、伸び伸びと気持ちよく、パワフルで爽快、なんとも気分がよく、何度でも繰り返し聞いてしまう演奏です。

 いままで聴いたブルックナーでこれほど楽しく嬉しくなる演奏はなく、その意味では、過去最高の名演です。

 これは、お勉強のクラシックではなく、愉悦の音楽ですが、過去の誰とも似ていない独創の塊で、ドキドキ・ワクワクします。音は鮮魚のようで、生命感あふれ、聴くことがよろこびです。オケの密度が高すぎないのもブルックナーにピタリ。

 ヴァント・ベルリンフィルの緻密で凝縮した疲れる音楽とは対極にあり、過去の演奏では、ヨッフムの神経質さや暗さのない演奏に近いですが、それとも異なり、よりしなやかでエロースにあふれています。それにしても、これからも発展途上のノット・東響のライブを聴き続けれられるのはなんという幸運。幸福。

 みなさま、ぜひ、お買い求めください。わたしは、日曜日の「コジ・ファン・トゥッテ」(愉悦に満ちたザ・モーツァルト、最高!)の演奏会場=東京芸術劇場で先行発売されていたのを買い求めましたが、16日(金)には一般発売されます。これほど気分がよくなるブルックナーはありません。

 
 (
撮影・武田 サントリーホールで)                                                          (白樺教育館で繰り返し聴きました。授業中に中学生にも聞かせました。)


武田康弘 

 

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