「改革」という言葉は、使う側にも聴く側にも、とても心地よく響きます。
それに比べ「改善」という言葉は、とても地味に聞こえます。
改善は目に見えて大きな劇的な変化があるわけではありませんが、
その積み重ねはとても大きな成果に繋がっています。
ひたすら顧客との関係強化に励む、コスト削減に夜を徹して取り組む等など、
派手さはありませんが、とても大切な経営姿勢です。
変化の時代!改革なくして成長なし・・
激変する変化に立ち向かうには、ドラスティクな改革が必要です。
現状を創造的に破壊し新しい価値を創出する改革は、多くの人の思い描くところです。
確かにその通りですが・・
改革!改革!と叫んでいれば改革ができるものでもない。
よく「当たり前のことを当たり前に・・」と云います。
これは当たり前のことを継続して実施することの難しさ、大切さを説いた言葉です。
改革と云う妄想に囚われて、
当たり前の改善活動を疎かにしていては、企業の卓越性は保てません。
改めて日々の業務改善活動を総点検してみてください。
そこに改革に繋がる芽が必ず潜んでいます。