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戦略策定のフレームワーク、しっくりこない感が・・(中小企業のマネジメント改革)

2017-01-12 08:47:43 | 組織マネジメント改革の実践


来年度の事業戦略を練っています。
いろいろな手法を使って戦略構築を試みていますが、今一つしっくりいきません。

こんな質問をよくいただきます。

確かに戦略策定ツール(フレームワーク)は、

3C・4C分析・5フォース、SWOT分析、PPM、DCF、
コア・コンピタンス、バリュー・チェーンなどなど、非常にたくさん提唱されています。

戦略策定の祭にこういったツールを用いることは、
現在の立ち位置を知る一つの手段としては、とても大切だと思います。

しかしこれらはあくまでも戦略策定のツール、道具ですので、
そのツール、道具をいくらこねまわしてみても、新たな発想は生まれてはきません。

戦略構築・策定には、これらの道具で整理したものをベースに、
新たな視点から読み解く、あなたの戦略発想が欠かせないのです。

加えてそれらのツール、道具が、
あなたの会社や事業の戦略構築にとって本当に妥当なものかどうかの判断も必要です。

他社で上手くいっている道具だからといって、
それがそのまま、あなたの会社や事業に当てはまるとは想いません。

それどころか、それらに縛られてしまって、
大事な視点や勘所を見落としたり、フォーカスし忘れたりする恐れもあります。

だから、今一つしっくりしない感は、実は大切なのです。

そのしっくりしない感から一歩踏み込んで・・・、
そのツール・道具をどのように使えば現状を整理、分析するのに役立つのか、

そして、それをその結果を、
どのように読み解いていったらよいのかを考えていく、
あなたの戦略発想力が、戦略構築にはとても大切だということです。





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