塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 書物を愛した人々 続易簡方脈論

2017-01-29 05:35:36 | ミュージアム巡り_2017
 次の書物は、漢方薬の処方と経脈の変化から病気を診断する方法
を記した医学書「続易簡方脈論」。著者は南宋時代(1127〜1279)
の医者・王暐。

 この書物は、医者であり書誌学者の小島春沂が京都で入手したも
のを多紀元堅が書写させて医学館に収めたもの。小島は多紀の弟子。
ここに出ている嘉永癸丑は、嘉永6年(1853)で、元堅の著名の横に
捺印された文字は「丹波/元堅」と「茝/庭」(さいてい)。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)
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