塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り MOMAT 蒔絵螺鈿有職文飾箱

2013-01-11 06:02:20 | ミュージアム巡り_2013
 続いては、六角紫水の薫陶を受けた弟子、松田権六さん(1896~
1986)の作品「蒔絵螺鈿有職文飾箱」(Omamental box、yusoku
pattern,maki-e and raden intay、1960)が展示されていた。
 螺鈿とは貝を用いた漆の加飾技法。貝殻の真珠層の部分を切り抜
いたり型で打ち抜いたりして、器表に貼ったりはめ込んだ技法。そ
の中には、塗込み式、押込み式、彫込み式などの工程がある。
 また、有職文とは、平安時代以来、公家の邸宅の調度品や服装、
等の装飾で使われていた文様。その文様には唐草文、菱文、亀甲文、
七宝文などがある。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1-1)


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