隠久日記(こもりくにっき)

士やも 空しくあるべき 万代に 語り継ぐべき 名は立てずして  山上憶良

必須小道具

2017年06月17日 | 制作

予備の精密ピンセットが届く。このピンセットがないと地塗りから油彩文様描きまで支障を来してしまう。それにもかかわらず今までたった一本でやってきたわけでリスク管理がなっていなかった。制作中、画面から埃を取る時に、油彩の段階だと刷毛で払うわけにもいかず、ブロワーで飛ばないものも多い。埃は単に目障りなだけでなく、それを媒介して余計な所に絵具が着いてしまう。ちなみに空気清浄機は三台使っている。

「胡蝶」の構想を練っていたら、花がオダマキからコデマリに変わってしまった。オダマキにたいする拘りが制作を停滞させていたのかもしれない。しかし、「胡蝶」の冒頭部分はある意味危険なほど絵に展開しやすい。

 中島の入江の岩陰にさし寄せて見れば、はかなき石のたたずまひも、ただ絵に描いたらむやうなり。

 水鳥どもの、つがひを離れず遊びつつ、細き枝どもをくひて飛びちがふ、鴛鴦の波の綾に文をまじへたるなど、物の絵様にも描き取らせまほしき、
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