隠久日記(こもりくにっき)

士やも 空しくあるべき 万代に 語り継ぐべき 名は立てずして  山上憶良

アトリエがスタジオになる日

2018年02月19日 | 日々

額装が終わった作品を複写をした。普通に油絵を描いていた昔もそうだが、現在の反射材を多用した画面では、カンバス面の反射を防ぐのが難しい。

PLフィルターを使う等試行錯誤の結果、今のところストロボをアトリエの天井ギリギリに設置し、作品より高く構えたカメラをシフト(私の現在の機材ではマガジン部分をライズすることになる。)して反射光を避けるのが一番のようである。

カメラは古い中判のレンズとボディを使っている。これがけっこう良く写り画集制作でも活躍した。ただ、原因は分からないが、作品とカメラを垂直・平行にセットしたつもりでも、ピント面がフラットにならないので、微かにチルトしてピントも調整している。

長谷川資朗ホームページ 画房「初瀬」

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秘密兵器

2018年02月17日 | 日々

青貝を切り出す刃物を改良することで鋭角部分の欠けが少なくなった。切れ味良く、数ミリの12片カットをやり直しなしで終えた。

万葉集シリーズの髪飾り部品、これは松ぼっくりに似たハンノキの実である。

道具というものは、既製品に手を加えたり自作したりは当たり前のこと、そして、それを使う者も個々に癖があるわけだから、誰かに教えてもらうことも出来ない。

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偏「向」フィルター

2018年02月15日 | 日々

先日、路面から雪がなくなり、気温も上がって凍結の心配もないので、少し遠くまで珈琲豆を買いに行った。

途中、冬の澄んだ空気で泉が岳がくっきりと望めたので、路肩に車を止め写真を撮った。こう言った風景はしっかりとした三脚を立て8x10で撮ってみたいが、機材も腕もないので、安直に小型カメラの手持ち撮影となる。

同じ写真を撮ると言っても、大型カメラや三脚を組み立てるのと、懐からサッとiPhoneを取り出すのでは何かが違う気がする。「そんなにまでして写真を撮る」人々が好きだし、「そんなことまでする気が無い」写真など見たくないと思う。

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木材の購入法

2018年02月13日 | 日々

昨年秋の個展の際、直前に額装を5〜6枚まとめて行ったら一週間もかかったので、4月の個展を待たず、出来た絵から小まめに額装をして行くことにした。また、結界枠に使う角材がすぐには手に入らなくなる可能性もあるので、早めに枠は作っておいた方が良い。実は、角材は在庫がなくて注文すると割高になってしまう。

木材は自然物だから曲がったものもあり、全部が使えるとは限らない。ロットでの注文まとめ買いでは個々に選別させてくれないから不良のものも買い取ることになる。それでいつもは在庫の曲がっていないものをだけを買い占めるようにしている。店に曲がった売れ残りしかない時には、ひたすら入荷を待つことになる。元々ロットで大量注文しても割引はないから、その都度小分けに買うより注文して多く買うと割高になる。この不条理を受け入れれば心配はなくなるが、どうしても納得できない。

電動糸鋸は、四年ほど前に個展が続いた時、少しでも時間を短縮出来ればと導入したもの。不器用な自分では、これでも簡単には行かず、裁断した後の調整がいる。様々な工夫でどうにか結界枠を作っている。

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建国記念日に岩室甚句

2018年02月11日 | 日々

久しぶりに図書館へ行き、借りていたDVDを返し、別の新たなものを借りる。たいした期待もなく借りた「衣装人形」に思いがけなく技法上のヒントが見つかったので、今度は狙って「衣紋道」のDVDを借りたが、思いっ切り外してしまった。最初の10分で後を見る気がなくなった。

これも久しぶりに民謡を聴く。名曲「小諸馬子唄」と同じCDの中に「岩室甚句」を発見。そこはかとない気品を感じ心地よい。ところがこれは、宴会でのドンチャン騒ぎ歌だった

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