本日(6月24日)、IISIA代表・原田武夫は
NHKラジオ第1の「水曜ビジネスコラム“私の仕事術”」
(午前7時40分〜)に出演。
ラジオを通じて「情報リテラシー」について語るこのコーナー。
第1回放送を終えたIISIA代表・原田武夫の所感を公開します!
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「準レギュラーとして番組に出演し、
『情報リテラシー』『メディアリテラシー』について
語ってくれないか」――
NHKラジオ――メディアの典型であるNHKから、
こう言われたときには正直戸惑った。
なぜなら、こう思ったからだ。
「メディアがメディア自身を批判的に捉えるということが
果たして可能なのか? お手盛りにならないのか?」と。
だが、プロデューサー氏の熱意にほだされた。
プロデューサー氏が言うには、
この番組は決して1メディアとしてのNHK云々ということで
つくっているわけではないとのこと。
「これから日本社会・日本全体が変わっていくに際して、
日本人が必ず持たねばならない能力について
真正面から取り上げる番組にしたい」。
こうした真摯な想いでこの番組をつくっているのだ、という。
振り返ってみればIISIAの活動は、
「情報リテラシー」をもった“新しい中間層”を
一人でも多くしたいとの想いから始まっている。
これがIISIAの原点であり、変わることのないミッションなのだ。
クリストフ・グズィはその浩瀚な『ヴァイマール憲法』
(拙訳、風行社、2002年)の「日本語版への序文」中で、
「民主主義が機能するにあたっての社会上の前提条件は何か」
と問うている。
そして、その一つの答えとして
「国民内部において、社会的同質性(soziale Homogenitaet)が
最低限確保されていること」を挙げ、続けて次のように述べている。
このような社会的同質性は特に、概ね経済的に国家に依存していないような
中間階層が可能な限り広範囲に存在していることを前提条件としている。
またこの中間階層は、国家権力との対抗関係で必要な重みを得るべく、
自らの経済的な基盤を自力で築くことができなければならない。
「自らの経済的な基盤を自力で築く」ための能力を備えた「中間階層」。
IISIAはこれを「情報リテラシー」をもった“新しい中間層”と
呼ぶのである。
こうした経緯を踏まえれば、「情報リテラシー」をラジオで語るという
この企画は、実に魅力的なものだ。
ヴァイマール憲法の研究から始まって
現在の「情報リテラシー」教育にいたるまで、
まさに私自身が一貫して行ってきた取り組みの
延長線上に位置づけられるプロジェクトだと思われたのである。
そういうことで全身全霊で取り組むことにした次第である。。
ただ、より多くの方々に「情報リテラシー」とは何ぞや
ということをしっかりとご理解いただくために
できるだけわかりやすい形を心がけた。
具体的には、1回の放送につき、一つのキーワードとなる動詞を取り上げて、
情勢分析を交えながらお話しするという形を採用した。
初回である本日(6月24日)放送分では「疑う」ということを扱った。
そして次回(7月29日)のキーワードは「比べる」ということで
続けていくつもりだ。
番組が続いていく限り、或る段階でこれらの放送内容をまとめ、
誰でも読みやすい「情報リテラシー」のテキストが出来上がればよいと
思っている。
さて、「情報リテラシー」は技術である。
技術を習得するには、まずは自分でやってみることだ。
私のラジオを通した「情報リテラシー」講座も
聞きっぱなしで済ませず、ぜひご自身で使ってみていただきたい。
そこで宿題を毎回お出しすることにしたい。。
今回は、下記が宿題である。
--【宿題】---------------------------------------------------------------
来る7月8日から10日まで行われるイタリアG8サミット。
成功するか、しないか。
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そのフォローアップ企画として、IISIAの公式メールマガジンで
毎週原則水曜日にヒントとなるラジオ連動コラムを掲載していきたいと思っている。
初回のラジオ連動コラムは6月30日の午前11時頃配信の公式メルマガで。
ぜひお楽しみにしていただきたい。
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