山恋風来坊

生業は植木屋。趣味は山歩き、無農薬有機栽培。この頃は古道を探求し、その道、峠、山を古人に思いをはせながら歩いている。

霧訪山では・・・

2017-04-23 20:08:53 | Weblog
   快晴の中、山に神公園から霧訪山を目指した。



   展望と花の山と呼ばれるように、360度の展望と、カタクリ、水芭蕉

   イワウチワ、アブラチャン、リョウブ、ダンコウバイ、ツガ、ブナ、タムシバム、ラサキシキブ



   ウグイスカグラ、ネジキ、クロモジ・・・私が一番気になったのは、タムシバ、クロモジだ。

   これらの木は日本海側ではよく見かけるが、雪が少なく乾燥気味の地にはあまり見かけない。
  
   さらに、この山の下には小野神社、矢彦神社がある。

   そしてこの神社の社叢には針葉樹、落葉樹の混交林があり、自然木として大きく成長している。

   これらを考えると、このあたりは局地的に湿度が高いと思われ、雨乞いの山として

   また神々の生みの親であるイザナキ、イザナミをお祭りする山「霧訪山」として

   崇めてきたのではないかと思う。

   北小野の東山道を歩いた古人はこの山の冷気を吸って心を和ませたことだろう。

  くしくも今年の春には小野神社の御柱祭が行われる。

   諏訪神社と違い、小野野神社・矢彦神社の場合にはきらびやかな衣装が特徴で、

   古くから「人を見るなら諏訪御柱、綺羅を見るなら小野御柱」と称される。

   諏訪社と並び大変に伝統のあるここの御柱も見てみたい。

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