新百合碁レンジャー 戦いの記録

これは世界戦略を狙うゲームとネット依存の恐怖から世界を守る囲碁戦士たちの壮絶な戦いの記録である。(・・・なんでやねん)

ヤングイエロー・小学校囲碁教室デビューの巻1

2014-12-18 17:18:12 | ヤングイエローの巻
千代ヶ丘小学校3年生、囲碁教室の日。心配された雪も降らず、快晴。
毎年恒例の囲碁教室。今年でもう8回目となる。

この小学校は、各教室に9・13路盤と碁石があり、いつでも囲碁ができる環境にある。
加えて毎週、麻生ファミリー囲碁クラブによる放課後活動があり、地元のおじいちゃんたちが囲碁を教えに来てくれる。
さらにっ!全国でも数少ない、囲碁部がある小学校なのだ。

そうした活動から、もっと棋力を伸ばしたいと地元の囲碁教室に通う子も出て、
なんと、毎年のように県大会を上位で通過し、全国大会に出場しているのだ。
まさに、継続は力なり。

この話をすると大体の人は驚いてくれる。
そのような小学校で、今年も囲碁教室をさせていただけて、大変光栄だ。


しっかりやらなくては・・・
朝8時45分に待ち合わせとしていたが、ちゃんと来るだろうか。はらはら・・・
昨年は1名が若干遅刻。
念のため、「遅刻厳禁」と前日の夜にメールしておいたが、はたして・・・

万が一を想定し、8時には学校へ行き準備していたところ
や、来た来た!!

ほっと胸をなでおろす。

前もって服装についても注意はしておいた。
 ジーパンはだめ。
 襟付きの服。
 シャツをだらしなく、外へ出さない。等・・

あ、髪の毛もぼさぼさにしないように適度にまとめてくるようにと言えばよかった・・

でも、やってきた講師の身なりを見て
お、いいじゃん。 
いい感じにまとまっていました。ホッ~(・。・; 


準備が終わって、校長先生と教頭先生、そして総務の平山先生にご挨拶。
校長先生は今年から千代ヶ丘小にいらっしゃった方で
背が高く、ふくよか。
目じりが下がっていて、いかにも優しそうなジェントルマンだ。

そして、この学校の囲碁活動と言えば、教務の平山先生なしには語れない。
ほぼ8年になる学校での囲碁の歴史を最初からずっと見守り、協力してくださっている偉大な先生だ。

三人にご挨拶をすませたあと、少しだけ時間があったため、校長室で待たせていただいたのだが・・・

今回デビューする学生3名がとんでもない会話を始めた
「囲碁界の人って勉強しないよね」
「大学囲碁部、留年組多いし」
「強い人ほど囲碁ばっかしてて、やばいよね」

こら、こら、こらっっ\(゜ロ\)
校長先生が君たちの真ん前でお仕事されてるっていうのに、なんちゅうことをっ!

あわてる素振りに気づいて「あっ、しまった」とにやにや笑っている。
校長先生の前であかんやろ~・・・まったく・・・
そもそも留年組がいないわけではないが、囲碁部のほとんどの学生は優秀だ!

「きみたち、今日は オレ、とか、・・・だろ、とか使わないように。言葉遣いに気を付けて」
「はい、わかりました」

いまどきの、ゆとり組か・・・素直だなあ、、、と少し感心。
しかし、先ほどの会話からして安心するには程遠い。今日はちょっと気を引き締めねば。

さて時間だっ。教室に向かう。
ちゃんと机を向い合せにしてきちんと座っている子ども達の姿が見える。

いよいよ 3年生囲碁クラスの開始。
2時間目、まずは3組から。どうなる?
(つづく)