ノート

日ごろ思うことの日記

誠意

2008年07月06日 | Weblog

今日が井上雄彦最後のマンガ展の最終日でした。

非常に混んでいて入場できないこともあると聞いて、朝9時に美術館に行った。
でも、既に当日券はなくなっていた。
そのときに美術館スタッフの方からこの手紙をもらった。

内容はこう書かれてます。



「最後のマンガ展」会期についてのお知らせ
美術館およびスタッフらと話し合い、予定の会期を一日だけ延長することにしました。明日、七月七日(月)の朝十時から夕方七時まで開館いたします。
遠方から来られた方、朝早くからォ並びいただいた方々が、鑑賞できず肩を落として帰られる状況を連日目の当たりにし、スタッフ共々、たいへん心苦しく過ごしてきました。なんとか一人でも多くの方に、チャンスを広げたいと思い、撤収作業の開始をギリギリまで待ってもらうことしました。もちろん、一日の延長ですべての方々に納得していただけるわけではありませんが、この一日が、少しでも多くの方の笑顔を生み出すことを祈ります。
急な決定でこのような形のお知らせになりました!どうかお許しください。

二〇〇六年七月六日 井上雄彦



これ、全て手書きで書いてあります。

当日券を買えなかった人に対する気持ちを手書きの手紙に託している気がする。
手書きの手紙が一番心に届く。
そう思った。

これをもらっただけで、展示は見れなかったけど、
そんな損した気分にはならなかったです。

明日まで延長ですが、会社休んで見に行こうかどうしようか…


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