江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

大奥 13 (ジェッツコミックス) コミック – 2016/4/28 よしながふみ (著)

2017-03-05 16:54:55 | ★★★☆☆おもしろかった
大奥 13 (ジェッツコミックス) コミック – 2016/4/28
よしながふみ (著)



場所:江東区図書館

阿部正勝が徳川家康の身代わりの故事、赤面疱瘡が克服されつつあり世の中が男子相続になる中、家督を次ぐ阿部正弘。
雛飾りが江戸の庶民の手に、庶民の中に素朴な尊王思想が広がることに。
自分の上司と浮気をしていた夫が許せず刃傷沙汰に及ぶ新之助、後の滝山の母。
それが原因で陰間となった滝山、陰間茶屋で正弘と出会い、頭の切れる滝山を認識する正弘。
御前公事で見事なさばき、着々と株を会えていく正弘、寺社奉行として大奥女中の不祥事もみごと解決。
滝山を見受けする正弘、老中となった自分を助けてほしい。
家定、家慶の四女、幼き時から父の性的対象となり苦しみの日々、家斉・家慶と2代続けて子沢山のため幕府財政圧迫、その後を継ぐことになった家定、鷹司家から夫を迎えるも毒をもられ下半身不随、父家慶から逃れられぬ家定。
父家慶の訪問を避けるため正弘をしばしば呼ぶ家定、ある日は正弘の到着が間に合わず、正弘に涙を見せる家定、そこから何かを悟る正弘。
世継ぎをもうけるためにも家定に大奥をつくるべきと老中に提案する正弘、家慶は反対、意を決した正弘は家斉の正室であった広大院に家慶を諌めるように進言。
家慶のための天ぷらが原因で失火、江戸城消失、これを理由に家定の大奥の件を家慶に認めさせる広大院。
大奥総取締に滝山、家定を嫌なことから守れと正弘に命じられたと滝山、家慶に人払いを命じられても決して家定の側を離れぬと誓う滝山。
家定の元にやってきた家慶、部屋を出ぬ滝山に斬りかかろうとする家慶、刀に手をかけた滝山に退散。
恐慌に攘夷を唱える水戸の斉昭を幕政に取り込む正弘。
最初の正室を病で失い、一条家から正室を迎える家定、成人しているが子供体型、家定に触れられぬ家慶の手が回っていた。
家定の食事に毒、一命を取り留めるも二人目の正室も失う家定。
浦賀に黒船、逃げ惑う庶民、どっしり腰を落ち着ける家定に対し、狼狽しきりの将軍家慶。
家慶なくなり、13代将軍となる家定。
ペリーが持ち込んだフィルモア大統領の親書を開示し広く意見を求めよと家定、文句を言う奴は責を負う覚悟がない、ならばいっそ幕政に参加させてしまえ。
正弘に見出された勝海舟、日米和親条約を結ぶ正弘、鎖国の終了。
側室を持てとすすめる滝山に気が乗らぬ家定、ならばそなたならと家定、受ける滝山、いざ床を一緒にという段になり恐怖する家定、家慶に与えられたトラウマはこころにささったまま。
家定の3人目の正室として島津から篤姫…


【シリーズ】
大奥 12 (ジェッツコミックス) コミック – 2015/6/26
よしながふみ (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/b29d5bbddc33e24e0b64d7b6669f9c1c


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