死ぬまで走る会

マラソンランナー諸君「死ぬまで走る会」というクラブ名を一緒に広げませんか?マラソンでの交流の場としてお話ししましょう

大阪水都マラニック(後半戦)

2017-04-25 23:21:45 | Weblog
後半戦開始!!!

枚方大橋エイドよりゴールまでは約25Km、残りタイムは3時間15分である。
果たしてゴールはできるのか?
右半身ピコ太郎風のフォームはどこまで続き、どこまでペースが上げられるか?
木下さん、田中さんは追撃できるのだろうか?
まずは視界に入るランナーは100%抜かなければ話にならない。
時間も無いので考えるよりは行動に移さなければならない。
軽めのエイドで走り出す。
幸いなことに左膝の違和感はあるが筋肉のハリ、筋肉痛は全くない。
日焼けによる体の怠さなどはあるがなんとか走れる。
嬉しいことにペースは感覚的にキロ6は切っている感じである。
どこまで続くかわからないがこれなら追走撃、ゴールはできる。
もちろんのことながらこの距離、タイムからのサブ10ペースのため前方に見えるランナーは見る見るうちに距離が縮まりごぼう抜き状態である。
では何故こんなことができるのだろうか?
自分なりに検証すると多分こんなことかな?
・タイムオーバーになると自力で交通手段を使い帰らなければならない。
・距離表示が無いため不安になる。
・どこまで行ってもフラットである。
・追い込まれると誰もが火事場のクソ力がでる。
・会長職から離れ走ることだけに専念できた。
・暑さがマシになり走り易くなった。
こんなところだろうか?
ちなみに前回の四万十でもラストスパートをしようと試みるができなかった。
そこまで追い込まれる事態ではなかっただろう。
何しか前方にいる木下さん、田中さんを追撃するのが目標だったので必死で走るのである。
次のエイドである淀川新橋まではとても短く感じる事ができた。
でも全く2人には追いつかない。
本当にキロ6弱で走れているのかと疑いもある。
でも確実に前方ランナーは抜いていく。
ただ自分を信じるしかない。
このエイドでも塩分、飲み物と最低限の補給しかせず、1分くらいで再スタートする。
辛い、本当は5分くらい休みたいのだが追走するがいっぱいで時間がもったいなく感じる。
途中、前後全くランナーが見えない区間が1Kmほど続く。
・・・コースを外れているのかと不安に感じる、人気も全く無し。
遥か遠くにランナーを発見すると安心する。
更に向こうに白いテントが見え始める。
エイドだ!!、嬉しいこんなに早くエイドが見えるとは・・・。
鳥飼大橋エイドに到着する。
・・・・何処かで見た赤い帽子!!!
木下さんがエイドで給水をしているではないか!!!!
思わず無意識に「キノピー捕まえた」と言ってしまった。
私よりも遥か上の先輩に対しての言葉である、後々後悔するのである。
次の豊里大橋エイド5Km弱が第3関門18時50分打ち切りである。
スタッフによると後1時間10分あると言う。
言葉にして「行ける、行ける」と大きな声で自分を励ます。
木下さんは「もうあかん、次のエイドで終わりかな?気にせずに先行って」と言われる。
最低限の補給、30秒の休憩で再スタートする。
100mも走ると木下さんの姿はもうない、本当に駄目なんだろうなと思った。
次なる目標は田中さんである。
フォームは相変わらず変だが確実にキロ6は切れているだろうペースで走る。
田中さんはオレンジの帽子に短パン姿、遠くからでも目立つが一向に見える気配がない。
体はだいぶ疲れているが追走する気力の方が増しているのでペースは衰えない。
太陽はだいぶ傾いてきているが依然と暑いのである。
あっという間に豊里大橋エイドに到着する。
恒例のたこ焼きタイムである。
こっちはアツアツ、こっちは冷めている。
スタッフはアツアツをすすめるが迷わず冷めている方を食べる。
時間短縮のため食べやすい方を食べる。
30秒の休憩後、再び追走撃を始める。
たこ焼きパワーともう少しで淀川が終わると思うと余計にペースを上げられる。
足はまだ大丈夫である、行ける!!!
田中さんはまだ見えない。
もしかしてキロ6で走っているのか?
キロ6で走られると追いつく訳がない。
でもゴールまでには必ず追いつけると信じ走り続ける。
逆に信じる思いを絶やすと確実に歩いてしまうだろう。
信念とは怖いものがある。
更に前方ランナーを見つけては確実に抜いていく。
途中、スプレー缶を持った若いグループを発見する。
思わず時間はもったいないがスプレーの依頼、おまけにジェルまで塗ってくれる。
とてもありがたいと言うか感謝の気持ちでいっぱいである。
塗ってもらっている間はじっとしていることが困難でヨタつく。
周囲も動揺したのか大丈夫?と更なる声援を受ける。
体はボロボロ、精神だけで走っているのである。
感謝の気持ちで心からありがとうと言い再び走り出す。
お陰で足が軽くなり更にペースアップすることが出来た。
一体どれくらいのペースで走っているのだろうか?
必死で走っているのでペース感覚もよくわからなくなっている。
しばらく走ると毛馬水門エイドのテントが見える。
周りも暗くなりだし、サングラスをかけていると見づらくなってきたので外すことにする。
明るいうちに河川敷を抜けることができてよかった。
・・・5年前も同じことを言っていたような・・・。
これでやっと淀川からおさらばと思うととても嬉しい。
エイドに到着し少し長めの3分休憩である。
最後のラストスパートのための給食タイムである。
走り出す前にスタッフに距離を確認すると残り7.8Kmである。
タイムを見ると12時間15分・・・。
もしかして12時間台も可能の兆しが見える。
目標がもう一つ増えた。
河川敷を登り、大川沿いを走るもここで落とし穴にはまる。
淀川河川敷と違い道幅が狭い、夕方のため人通りが多く自転車もいっぱい走っている。
それと桜並木の影で道は真っ暗である。
これでは全然ペースを上げることはできないのである。
足がかなりいっているため障害物も避けるのは困難だろう。
仕方なく最低限回避できる限界のペースで走る事となる。
田中さんを捕まえたい、でも早く走ることができないと言う葛藤で苛立つ。
それと道があまりにも暗いためコース矢印も見にくくよく見ておかないと外れる可能性もある。
時間内完走は確実なのか?歩いているランナーもちらほら見る。
それでも確実に前方ランナーを抜いていくが一向に田中さんの姿が見えない。
・・・・おかしい?このペースならそろそろ追いついてもいいはずだが・・・。
ゴールは確実に近づいている。
大阪城も遥か向こうに見えている。
50m先に警備員のライトらしき物が見える。
これで大川ともおさらばでいよいよ大阪城入りである。
でもここから300m歩道橋である。
大会規定で行動の橋は必ず歩くことと定められている。
腕を振り競歩で歩くも、この間に田中さんとの距離が離れることが心配である。
ゴールしている可能性も大である。
それでも自分の信念を信じ打倒田中!!!を目指す。
長い歩道橋がようやく終わり大阪城京橋口エイド最終関門である。
やっと戻ってきた!!!
残り2.4Km必死に走ろうとするが一旦ペースを落としてしまったため、淀川のようなペースでは走れない。
それでも腕を振り全力で走る。
ようやくゴール地点が見えるがゴールではない。
ゴール横を通過し天守閣折り返しでゴールとなる。
残り約800mゴール横をよく見渡す。
田中さんの姿は無い。
ここまで追い込んでいるので着替えてもう帰っていることは考えられない。
と言うことはまだコース上に居る可能性が高い。
ゴールするまでは絶対に諦めない!!!!!
ゴール横通過後、梅林の上り坂が150m続く。
ヨタヨタになりながらも絶対に歩かない。
角を曲がり平坦150m、ようやく大阪城天守閣門をくぐろうとした時、田中さんを発見する。
思わず「ヒルツ!!」・・・「さん」と呼びかけて通り過ぎる。
折り返しまで100m、ダッシュするもこの間の時間はとても長く感じいろいろな事を想定する。
やっと念願の田中さんに追い付いたのである。
それもその距離200m、残り400m、内150mは得意の下り。
田中さんは下りは苦手なハズである。
チャンス!!!!!最悪でも私の足ならゴールギリギリで差すことができる。
頭の中は打倒田中!!!しか無い。
タイムは残念ながら13時間は超えてる。
それでもワクワク感でいっぱいである。
折り返し地点でハンコをもらいここから最後のダッシュとなる。
門を出たら何と田中さんが待っていた。
?????何で?????
[ここまできたら一緒に手を繋いでゴールしよう」と田中さんに言われる。
・・・私が子供であった、抜かすことだけを考えていた私に対しさすが大人!!という感じであった。
これでやっと終わるんだとやっとホッとすることができた。
梅林坂を下り、照明で照らされたゴールロード、手を繋ぎ興奮のせいか田中さんは少しペースを上げるがゆっくりゴールしましょうと言う。
こんなところでコケると格好が悪いと思った。
今までいろんな大会に出場しゴールするがこんなに嬉しく、気持ちがいいゴールは初めてである。
最高の笑顔でゴールテープを同時に切ることができた。
写真も撮ってくれているので絶対に買おうと思う。
タイムはもちろんのことながら同タイムで13時間05分50秒!!!!!!!!!!!!
やったー!!という感じである。
それにしてもよく最後の25Km足が持ってくれたものである。
それも2時間20分で帰って来れたことが奇跡である。
タイム計算するとキロ5:36!!!
淀川河川敷ではキロ5で走っていたのかも???
やはり大幅にキロ6を切っていた。
最初からこのペースだとサブ10ができるものだが・・・。
前半の抑えが効いていたのと10Kmのほぼ歩きのお陰でスパートができたのである。

完走できてよかった!!!!


おまけページへ続く



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