いきいきライフこれからだ

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つる植物の観察会

2016-12-20 10:39:54 | 日記

12月18日(日)万博自然観察学習館にて開催された「つる植物の観察会」に参加しました。
年末のせいでしょうか、いつもより参加者が少なかったようです。
植物のつるには色々な型があり、実物を見ながら丁寧にご説明頂きました。

付着型
   よじ登り方法
       木の幹や岩盤などに根や吸盤などに付着して、つるを伸ばすタイプ。
       茎に面した側に、一列に並んだたくさんの白い根で密着する。
       枝がつる状に変形して巻きひげとなり、先端がふくらんで吸盤となり、粘液を分泌して密着する。

   この型の植物
       キズタ、ツルマサキ、ツタ、テイカカズラなど。

   テイカカズラと花の写真と説明光景です。

    
    

  キズタも付着型です。きれいな花が咲き、黒い実もなります。

          
    

巻き付き型
   よじ登り方法
       もっとも普通のタイプ。
       巻き付くものに触れると、茎の触れた側とその反対側で成長速度に違いが出て巻き付く。
   
   この型の植物
       右巻き(フジ、ヘクソカズラなど)  左巻き(アケビ、アサガオなど)  左右巻き(ツルニンジン、バアソブなど)

   クマヤナギもこの型です。

    
    

今日の観察会で思いましたが、植物も生きていくために知恵を働かし、人間と同等の苦労をしているのですね。

                                                                     END