少し攻撃的なタイトルとなりましたが、
今日は真面目な記事をひとつ。
中国の「天洋食品」で加工された製品で毒物が混入し食中毒を発症。
その事件により各メーカーが同じ会社で製造した商品の自主回収を始めた。
なんと、自主回収対象である「マルハ」の「金のどんぶり・牛丼」を昨日のお昼に食してしまった
(ちなみに素のままではない、たっぷりのねぎと生卵と大盛り紅しょうがを入れ、ねぎ玉牛丼)
まぁ、別に身体に支障はないので、それはいいとして。
度々問題になる中国製品に、そろそろ日本経済も改める時期がとうに来ているという事を真剣に考えねばならない。
安い食材と安い労働力を求め、中国に依存する日本企業。
(機械・機器や電気製品などは別にいいが)
中国という歴史や文化といった面では大変いい国だろうけど、
経済的にはこの前まで発展途上国だった国。
しかし現在の世界経済は中国が中心とも言われるように発展しているが、
そこに隠れた発展の裏側事情が食品問題に如実に現れている。
今の中国は、丁度日本の高度成長期と同じ時期。
重きは「安全」でなく、「大量生産」だ。
日本も「大量生産」でモノが流通し、値段が下がったが、
変わりに公害・環境汚染・病気・健康被害という副産物を生み、現在はその反省を踏まえ、
「安全・安心」「地球環境」が第一の考え方に40年かけてやっとシフトしてきたのだ。
消費者に「安く」モノを提供し、他者との競合で勝つ為に中国に依存する。
モノの値段は下がって嬉しいはずだが、貴方の家庭経済は楽になっていますか?
少なくとも我が家の家計は楽になっていません。
今の中国は豊富な土地での農産物、多くの人口(貨幣価値)での安い賃金で、
世界からの企業進出で急成長を遂げています。(エネルギーも含め)
中国が活性し、日本の原油元売会社は、国内より中国へ輸出したがります。
投機対象としての原油高騰だけでなく、原油の高騰の背景には中国への輸出増加も大きな一因です。
モノの値段を安くする為に中国に依存し、中国の活性により、日本の原油高騰の一因を担いでまで、
国内生産を減らし、経済を低迷させ、挙句に「安全」をないがしろにする・・・。
なんてバカな国なんでしょう、日本は。
我々消費者が安さを求めるあまり、企業も競争せざるを得ません。
昨日私が食べた「牛丼」なんて100円です。
20年前から比較すると半分ほどの値段です。
あまり「安さ」だけを求めるのは、我々からそろそろ辞めにしませんか。
我々消費者がモノの「適正価格」を考え、「安全」な食材と価格を見直すべきでしょう。
企業としても中国の安さと労働力に頼る考えは改めるべきです。
自給率の問題もありますが、国単位での「地産地消」に出来るだけしたいものです。
今日は真面目な記事をひとつ。
中国の「天洋食品」で加工された製品で毒物が混入し食中毒を発症。
その事件により各メーカーが同じ会社で製造した商品の自主回収を始めた。
なんと、自主回収対象である「マルハ」の「金のどんぶり・牛丼」を昨日のお昼に食してしまった
(ちなみに素のままではない、たっぷりのねぎと生卵と大盛り紅しょうがを入れ、ねぎ玉牛丼)
まぁ、別に身体に支障はないので、それはいいとして。
度々問題になる中国製品に、そろそろ日本経済も改める時期がとうに来ているという事を真剣に考えねばならない。
安い食材と安い労働力を求め、中国に依存する日本企業。
(機械・機器や電気製品などは別にいいが)
中国という歴史や文化といった面では大変いい国だろうけど、
経済的にはこの前まで発展途上国だった国。
しかし現在の世界経済は中国が中心とも言われるように発展しているが、
そこに隠れた発展の裏側事情が食品問題に如実に現れている。
今の中国は、丁度日本の高度成長期と同じ時期。
重きは「安全」でなく、「大量生産」だ。
日本も「大量生産」でモノが流通し、値段が下がったが、
変わりに公害・環境汚染・病気・健康被害という副産物を生み、現在はその反省を踏まえ、
「安全・安心」「地球環境」が第一の考え方に40年かけてやっとシフトしてきたのだ。
消費者に「安く」モノを提供し、他者との競合で勝つ為に中国に依存する。
モノの値段は下がって嬉しいはずだが、貴方の家庭経済は楽になっていますか?
少なくとも我が家の家計は楽になっていません。
今の中国は豊富な土地での農産物、多くの人口(貨幣価値)での安い賃金で、
世界からの企業進出で急成長を遂げています。(エネルギーも含め)
中国が活性し、日本の原油元売会社は、国内より中国へ輸出したがります。
投機対象としての原油高騰だけでなく、原油の高騰の背景には中国への輸出増加も大きな一因です。
モノの値段を安くする為に中国に依存し、中国の活性により、日本の原油高騰の一因を担いでまで、
国内生産を減らし、経済を低迷させ、挙句に「安全」をないがしろにする・・・。
なんてバカな国なんでしょう、日本は。
我々消費者が安さを求めるあまり、企業も競争せざるを得ません。
昨日私が食べた「牛丼」なんて100円です。
20年前から比較すると半分ほどの値段です。
あまり「安さ」だけを求めるのは、我々からそろそろ辞めにしませんか。
我々消費者がモノの「適正価格」を考え、「安全」な食材と価格を見直すべきでしょう。
企業としても中国の安さと労働力に頼る考えは改めるべきです。
自給率の問題もありますが、国単位での「地産地消」に出来るだけしたいものです。
しかしながら、自給率の問題からすると、
中国製品をすべて切るのは難しいかと思われます。
農薬問題に限って言えば、
子供の頃は、野菜に虫が付いているのが
当たり前だったのですが、いつの間にか居なくなって
最近、自宅菜園をしている方から頂いた白菜に、
たくさん虫がいてちょっと気持ちが悪くなりました。
自分も昔、母の菜園を手伝っていた時は
平気で虫取りしていたのに、
いつのまにか軟弱(?)になってしまいました。
こんな人間が増えたから、
虫の全く居ない野菜の需要が増えたのかも知れませんね。
でも、虫がついた食品を輸入すると
国内にいなかった害虫が繁殖するという危険がありますよね。
少し高くなっても良いから、現地にしっかりとした
管理者を置いて欲しいです。
でも、やっぱり「国内産」の表示の物を買ってしまうんだろうなぁ・・・
それでまた、表示偽装が発覚したりして(苦笑)
コメント有難うございます。
勿論中国製品全ては到底無理でしょう。
今回ほどの発症はないにしても、量的には今回のは氷山の一角でしょうから、
原材料も含めると、莫大な量の食材・加工食品が中国産ですからね。
マギーさんの仰る通り、徐々に国産に見直されても、
また産地偽装が問題になるのは目に見えてますね。
実は私、10年前まで流通業に従事していました。
そこに従事した当初(今から20年前)にコープが地域に多店舗化していた時代です。
私は裏側を知っていましたので、
世間の「コープが安全」という評判に「?」を持ち、「異論」を提唱し続けていましたが、(生鮮食品は別)
ようやく、コープの化けの皮が剥がれてきました。
今回の冷凍食品にしろ、ミートホープにしろ、鳴門わかめの産地偽装にしても、
安全安心を謳っていたコープにしては「普通すぎる失態」です。
信頼回復にはかなりの時間がかかりそうです。
国がシャンとしてないから、全ては庶民にしわ寄せが‥
しがらみを取っ払うと真髄はみえてくるハズ!と思います。疑問を持つ人間、そんな日本人を増やす必要がありますね。
コメント有難うございます。
「食」にしてもなんにしても、
何が大事かを客観的に考え、意見が言える人間を養う「大人」が必要ですね。
「金」「名声」「立場」のある人の意見が正しい と、流されてしまう日本の風潮が問題ですね。
経済第一主義・・・方向転換の時期はとっくに来ています。
自国産のものを食べたいなら、手に入りにくい。
そんな世の中って・・・ねぇ?
かけるべきところにお金をかけねばいけないんだと思います。
ローンでお金を借りてまで旅行をしたり、新車を買ったり、そんな世の中で、食や生活への安全や危機感を、人は知らず知らずのうちに、麻痺させてしまっている・・・ような気がします。
一昔前から比べると、確実にエンゲル係数は下がっています。
それは家計に占める食費以外の出費が増加したのも一因ですが、
食費自体も下がっています。
食費の低下。
これは諸々他要因も沢山ありますが、
スーパーで買う一般食品の値段が下がったのも要因です。(この辺を次の機会に詳しく記事に書きたいと思います)
我々も「安い」を求め、「安い」が売れると企業も思ってしまったのでしょう。
どこまでも「安さ」を追求し、中国に頼ってしまった。
中国でも安全を管理せよとは言うけれど、中国に日本と同等の安全管理が出来るとは思えません。
日本でも産地偽装や賞味期限改ざんが頻繁に起こるんですから。
(加工食品の原材料まで常に管理体制を敷くのはまず無理です)
「安い」から売れるという認識を「企業」も「消費者」も両者が「適正価格」を改めなければ、
中国に頼っていては、食品問題に限ってはいつまでも起こります。
タガメさんの仰るように、現金レスでお金の価値が麻痺しているのも大きいですね。
訪問有難うございます。
一とおり読んでからコメントを入れるつもりでいたのですが、
読んでみるとひとつひとつに別のテーマがあるように思いましたので一つずつコメントを入れる事にしました。
コープ=安全、という神話は壊れましたね。
以前、コープに加入してましたが疑問だらけではありました。
コープで安全なのは私の知る限りグリーンコープぐらいかな。
裏事情を知ってらっしゃるまっつんさんからしたら
これもそうでもないのかもしれませんが。
国内で全部賄おうとすると、国内食料自給率の低さから全然足りない。しかもそれは高くなる。
ある程度の所得のある家庭ならば買えるが、そうでない家庭は安さに走る。よって中国産も否定できない。
こういう図式があるということですね。
問題解決として食料自給率を上げる。
自給率100%が無理なら中国以外のまともな国に工場移転を行う。
こういったことが考えられると思います。
あと、食料に限らず、まっつんさんがおっしゃっているように地産地消、つまり資源の日本国内でのサイクルを成立させる必要があると思います。
特に今話題のレアメタルなどの資源は日本には機械の中に眠っているので国外流出を避けなければなりません。
あと問題として、儲け以外にいかに自国の社会に
貢献できるかという考えがほとんどの企業には皆無です。
こういった社会貢献に対する基準を設け国民に公表するなどして消費者が企業を選ぶことが出来るようするべきとも思います。ドイツなどではそういった制度があるようです。
税金対策に会社の拠点を外国に移す企業なんてもってのほかです(そういう企業には日本国内で営業活動をする際ペナルティを課すべきと考えます)。
日本国民も安い外国産を無駄なに買わずに
その分安全な国産にお金を使うならば、
農業に限って言えば、生産体制さえ
従事者さえ整えばどうにかなるようにも思います。
中国に頼り首根っこをつかまれるようなことの無いよう
これを機会として脱中国経済を構築する必要があるように思います。
本当に詳しいわけでなく、またまとまりのないコメントでお恥ずかしい限りです。
乱文、長コメントですみませんm(__)m
なにか、すみません。
宿題の様な課題にさせてしまって申し訳ないです。
つばくろうさんのこのコメントだけで、
つばくろうさんの意識と知識の高さが窺えます。
もう読まなくてもいい様な素晴らしいコメントですよ(笑)
>特に今話題のレアメタルなどの資源は日本には機械の中に眠っているので国外流出を避けなければなりません。
その通りですね、貴重な資源は純粋に資源として、また換金の資源として国内に留めないといけませんね。
>あと問題として、儲け以外にいかに自国の社会に
貢献できるかという考えがほとんどの企業には皆無です。
これなんですよ、そもそもの問題は。
企業としての原点は何かと。
自国の国民に本当の意味で貢献してこその企業ではないかと。
(まとめの章で言及しています)
日本国民も安い外国産を無駄なに買わずに
その分安全な国産にお金を使うならば、
農業に限って言えば、生産体制さえ
従事者さえ整えばどうにかなるようにも思います。
中国に頼り首根っこをつかまれるようなことの無いよう
これを機会として脱中国経済を構築する必要があるように思います。
そういう事ですね。
もう完結してしまいそうな、的確なコメント、
本当に感謝です。
ホント、時間の空いた時で無理しないで下さいね。
有難うございます。