真正中学・真正ジュニアソフトテニスクラブ

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「死ね」と言われるということ

2016-09-17 20:25:47 | 練習日記
 昔、息子が高校に入学し、1年生で初めて参加した地区インターハイ予選の出来事である。息子ペアとの対戦は、準決勝と決勝ともに同校の3年生ペアであった。私は、午前の小学生練習を終え、朝から応援に行っている家内と合流した。

 インタ-ハイ出場をかけた戦いであり物凄い緊張感が漂う。息子は、上級生相手に真っ向勝負すると思いきや、繋いでばかりで全く打たない。ひたすら相手に主導権を握られるようなテニスをしていた。両試合ともファイナルの大接戦、親としてはドキドキして鼓動高鳴り心配で仕方がない。順決勝は勝ったが、決勝は負けて準優勝だった。

 帰ってきて、教えてもいないテニスをする姿に、何故攻めないで守りばかりのテニスをしたと聞いた。息子は、「三年生は最後のインターハイ、精一杯戦って欲しかった。先輩に心行くまで自分のテニスをして欲しかった。」と言った。親として、我が子に勝って欲しいと願う我儘な心を打ちのめされたような感じがして、参ったと思った。教えた私が教えられた。

 今日、小学生の親さんが、先日中学生と試合したらチェンジサイズの時に「死ね」と言われました。結果は中学生に勝ちました。と教えてくれた。

 私の子供は3人おり、中学生時代の話になると、お父さんには言えない苦労は山ほどあると言う。チェンジサイズ時に、上級生に「チェ」、「なんで真面目にやっているの」「死ね」「馬鹿じゃないの」なんて、山ほど言われてきたらしい。

 息子の取った行動は、そう言われてきたからこそ上級生を思いやり、負けてもいいと覚悟を決めた行動であったと思う。反面、相手に打たれても絶対に負けないという自負の表れだったような気がする。

 ついつい息子の自慢になってしまったが、要は、「死ね」と言われれば認められたと言うこと。更にその上を目指さなければ、いけないということである。相手に思いっきり攻めてもらって、それでも勝つ横綱になれということである。

 一方、「死ね」と言う言葉で、かなりの選手が潰れていくような気がする。選手だけでは耐えきれないので、親力が試される。一人目は親力がないので大変だ。しかし、子が何人いてもそれぞれであるので、常に親も真剣勝負のような気がする。
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