真正中学・真正ジュニアソフトテニスクラブ

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保護者会長とのバトル

2017-03-15 22:02:25 | 練習日記
 5月の連休の予定を考える頃である。連盟作成の年間予定表が配布されたので、県・地区大会を確認し、空いている日程で遠征が組める。

 苦い思い出がある。15年程前の男子中学生の遠征に関わる保護者会長とのバトルである。

 顧問の先生が熱心に男子中学生を教えており、ある年の春に長野菅平の大会に宿泊で行こうと相談した。私は、当時の保護者会長さんに気持ちを伝えた。会長さんはすぐに保護者会を開いた。

 会議の冒頭、先生と私で過去経験した時の様子や参加費用を説明し、選手のために有意義だと熱心に説いた。しかし、会長さん以下役員は、皆クジでなった方であり、極力面倒なことは避けたい。我が子の活躍も期待していない。順に発言された内容は、3年生になってからの遠征は無駄であるの意見で占められ、見事に私の提案は否決された。

 会議が終わり、ある親さんが「昨年秋に遠征に行った選手で参加しても良いと思っていたが、言える雰囲気ではありませんでした」と私に話された。会長さんが上手く意見を封じた会議だと感じた。先生とこれ以上押すのは良くないと相談し、遠征は取りやめた。

 しかし、会長さんの振る舞いは私の雑草根性に火を付けた。「保護者会は応援しない」は、「あなたが自分でやれ」のアドバイスである。体育館代や練習球代は、全部自分で負担し、労力を惜しまずやる気のある選手と練習した。この年の中体連は、本巣・地区大会団体優勝、県大会ベスト8、個人は東海大会まで行った。

 会長さんの息子は、遅刻・喧嘩・我儘が多く、非常に手間がかかった。過去一番苦労した年であった。会長の役はクジでなったので仕方がないが、親としては一言何か礼を伝えて去るのが人の道だと今でも感じる。同じ時代を過ごしたのだが、生きている次元が違ったのだろうと思う。

 チームを強くするには、選手だけでなく親さんの気持ちを纏めないといけないと感じた年でもあった。女性は平等と順番を好むが、我が子に一生懸命でない親が保護者会長になっても、上手くチームは纏まらない。また、キャプテンの親が保護者会長になると決めた年もあったが、我が子に「絶対キャプテンになるな」と言う親もいた。これ以降、私は、会長候補を数名伝え、その中から選んでもらうようにしている。

 テニスは、相手と戦っているのではなく、自分達の置かれた環境でどこまで選手育成が許されるかと戦っている。本当の敵は自分たちの心に中にいる。このことを知っている人は、意外に少ないような気がする。
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