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顧問の先生の戦略

2016-09-14 21:36:09 | 練習日記
 10年程前、息子が高校に進学する時に、岐阜県中学選抜で一緒だった同級生は、東北高校、岡山理大付属高校、三重高校、中京高校など、テニスの強豪校に進んだ。息子は迷ったが、自宅から通える普通高校を選んだ。

 進学校なので、テニスコートにナイター設備はなく練習は日没まで、休日の片方は休みだった。先生が熱心だったので、地元の良い選手が集まっていた。練習風景を見に行ったが、目標の立て方や練習の仕方が上手いなと感じた。

 夏休み、顧問の先生が立てた戦略は、通常の練習日は、教室を開放し小テストなど勉強時間を設ける。練習試合は、往復の移動時間を省くため、自校で開催できるもののみとする。

 試合に来てくれる学校は強豪校ではないが、それでも1ペアは強い選手がいる。その相手に必ず勝てるようにする。県内外の学校にファックスを入れ、日替わりで相手校を探し、夏休みのスケジュールを立てる。こんな戦略だった。

 強豪校に比べると練習時間は少なかったが工夫と集中力で、インターハイ県大会団体戦を優勝して全国大会出場、翌年と翌々年は個人で全国大会に出場した。テニスを終えた選手は、早稲田、慶応、明治、法政、名大、岐大などに進学していった。

 息子がインターハイに出場した年は、埼玉県での開催だった。先生からの連絡で、関東の大学に進学したテニス部の卒業生がたくさん応援に来てくれた。高校でのテニスを終え、県中学選抜の同級生は、早稲田、法政、明治などに進学し、再び関東大学リーグで対戦したのは不思議な縁である。

 私は、この顧問の先生の文武両立作戦は素晴らしいと思っている。大学に入るには学力が必要であり、社会で活躍するのには与えられた環境で精一杯努力することとメンタルにならない精神力が大切である。

 しかし、私のような社会人指導者では、教え子のテストの成績はわからないし、関わる時間は先生より断然少ない。土日会う時に、勉強の大切さと社会に出た時の心構えを話すのが精一杯である。

 テストが終わり、選手同士が成績を話していた。「おまえ○○点だったらしいな。大丈夫、まだ下に○○がいる。」う~ん。もしかして1番2番、大丈夫かと心配になった。私はテニスの環境を整えるしかできないので、学力成績アップのための環境作りは、親さんの戦略に委ねる。
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