綿毛~ていかかずら
もうすぐ立春です。
晩冬の陽に照らされて、
きらきらと輝く綿毛を見つけました。
泉山本部に登る坂道のちょうど真ん中あたり、
ツツジの木にからむテイカカズラの種子です。
細長い2本のさやから、絹のような綿毛を持つ種子が、
ふわふわと飛び立とうとしています。
テイカカズラはキョウチクトウ科の植物で、
キョウチクトウも果実はさや状で、
綿毛のある種子を持ちます。
かつて、対馬暖流の洗う日本海側の海岸林で、
ふわふわと天から舞い降りてきた種子を拾って蒔きました。
育ってきたのは「サカキカズラ」というつる植物。
テイカカズラと同じ仲間で、絹毛はさらに長く、
魅力的な種子でした。
種子は生命のカプセルです。
植物たちは、永い適応の過程で、
さまざまな姿を種子たちに与えてきました。
その造形を観察するのも、
楽しいものです。
もうすぐ立春です。
晩冬の陽に照らされて、
きらきらと輝く綿毛を見つけました。
泉山本部に登る坂道のちょうど真ん中あたり、
ツツジの木にからむテイカカズラの種子です。
細長い2本のさやから、絹のような綿毛を持つ種子が、
ふわふわと飛び立とうとしています。
テイカカズラはキョウチクトウ科の植物で、
キョウチクトウも果実はさや状で、
綿毛のある種子を持ちます。
かつて、対馬暖流の洗う日本海側の海岸林で、
ふわふわと天から舞い降りてきた種子を拾って蒔きました。
育ってきたのは「サカキカズラ」というつる植物。
テイカカズラと同じ仲間で、絹毛はさらに長く、
魅力的な種子でした。
種子は生命のカプセルです。
植物たちは、永い適応の過程で、
さまざまな姿を種子たちに与えてきました。
その造形を観察するのも、
楽しいものです。