新札幌礼拝堂の最新情報 主日礼拝 毎週日曜日 午前11時より

今日の礼拝堂の様子をお届けします。礼拝に来られなかった方たちと、遠くにいる友たちと恵みを分かち合うために。

9月18日「今日の礼拝堂」

2016年09月18日 | 今日の礼拝堂

聖霊降臨後第18主日

「今週の祈り:主よ、私たちの心に、正しく考え、行う霊を注いでください。あなたなしに存在することのできない私たちに、みこころに従って生きる力を与えてください。御子、主イエス・キリストによって祈ります。」

 

                        

〇聖霊降臨後第18主日説教 日笠山吉之牧師(週報掲載説教要旨)
ルカによる福音書16:1-13

「本当に価値あるもの」

「不正な管理人のたとえ」は、イエスさまが語られたたとえ話しの中でも難解なものの一つです。というのも、どう見ても不正なことをしているとしか思えない管理人の振る舞いを、イエスさまはほめておられるように思えるからです。たとえ話を見てみましょう。

ある金持ちに一人の管理人がいました。彼は、主人の財産をきちんと管理するどころか無駄遣いをしていました。それが主人の知るところとなり、管理人は申し渡されます。「会計報告を出しなさい。もうお前に管理を任せておくわけにはいかない」と。このままでは路頭に迷ってしまうと思い悩んだ管理人は、たとえ解雇されても、自分を家に迎え入れてくれる人たちを作っておけばいいのだ!とひらめきます。それで、主人に借りのある人々を一人ずつ呼び出しては、借金の証文をことごとく減額した額に書き直させたのです。借金を減額してもらった債務者は、もちろん喜びました。一方、主人は管理人の勝手な振る舞いに怒り心頭!?と思いきや、彼の「抜け目のないやり方」をほめたというのです。確かに、この管理人は抜け目がありません。しかし、彼の行動は不正に不正を重ねたものです。そんな勝手な振る舞いが、なぜほめられるのでしょう?それは、この管理人が危機に瀕して、投げやりになることなく、自ら機敏に対応したからです。同じように、終末が迫っている今、信仰者もこの管理人のように、機敏に賢く振る舞うべきだ…と、このたとえは教えているというのが、伝統的な解釈です。

とはいえ、たとえ話しはそのように理解できたとしても、イエスさまご自身が語られたテキストの後半部分(9節以下)は、さらに私たちを当惑させます。そこでは「不正にまみれた富で友達を作りなさい」と、はっきり言われているからです。友を作るために、汚いお金を使っていいのか?友情とは、もっと純粋なものではないか?しかし、ここで「不正にまみれた富」と訳された言葉は、「この世の富」という意味に過ぎません。この世の富やお金は、罪人である人間が使う以上、いつも清く正しく用いられるとは限りません。だからこそ、それを正しく、有効に用いることが勧められているのです。すなわち、自分のためだけに使うのでなく、むしろ他者のために使い、施すことが!それが、ひいては「永遠の住まいに迎えて入れてもらえる」ことに繋がる、というのです。

神が備えたもう永遠の住まいには、私たちはこの世の富を一切持って行くことができません。信仰者にとって「本当に価値あるもの」は、言うまでもなくこの世の富ではなく、神と共にある永遠の住まいなのですから、そこに迎え入れていただくために、私たちはこの世のものに執着することなく、他者のために喜んでささげる生き方をしていきたいものです。

〇礼拝では岡田牧師が「何に忠実であるか」と題して説教をしてくださいました。難しい箇所です。このところ、イエスさまはいじわるをしているみたいに、理解するのに悩んでしまうようなことをおっしゃいます。岡田牧師は、ずいぶん明快に私たちが理解しやすいような言葉を使って締めくくってくださいました。「どんなにみじめな存在だとしても、神さまは私を愛してくださる。私たちが最後にできること、それは神さまの前にありのままの姿をさしだすこと。その場にしか、私たちの戻るところはないのだから」。なんだか、難しいパズルが溶けたような心休まる派遣の祝福をいただくことができました。そこしかない。そこしかないのだから・・・・・。これほど、自分を強くする言葉はないでしょう。今日はこの後、既に召された方々と共に礼拝をまもる「墓前礼拝」が平岸の教会墓地で行われます。そのあと、札幌教会の月例役員会があり、この秋は特に何だか毎週のように行事があって、ゆっくりお茶を飲んでおしゃべりを楽しむ時間がありません。残念だけれどそれだけ教会が動いているということでもあるでしょう。まもなく10月。そして、100年記念の式典です。今日の式典申込用紙には15人ほどの名前が書かれていました。15人といえば、新札幌ではほぼ90%くらいです。一つになったことを、実感する数字でした。元気で式典を迎えましょう

〇9月25日(日)午前11時  聖霊降臨後第19日

〇司式:日笠山吉之牧師

〇説教:日笠山吉之牧師

〇奏楽:滝田裕美姉

〇聖書朗読:秋田直枝姉

〇礼拝当番:堀川悦姉
      滝田裕美姉

〇聖書:アモス書6:1-7・テモテへの手紙一6:2c-19・ルカによる福音書16:19-31

〇讃美歌:358・237(1-3)・237(4ー6)・42

〇うどん食堂・聖書の学びがあります。ご予定ください。

〇21日(水)23日(金)オープンチャーチです。どうぞご自由にご利用ください。

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