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浄土真宗の情報についてお届けします。

寄進者の名前を瓦に 東本願寺御影堂修復

2006-04-12 | Weblog
 真宗大谷派本山の東本願寺で、御影堂をふく瓦の裏側に、寄進者名の印刷をこのほど始めた。瓦7万枚に約80万人の名前を、来年11月までに印刷する。
 今回の御影堂の修復で、傷んだ12万枚が新調される。このうち平瓦約5万枚の裏側に、1万円以上の寄進者で希望する人の名を所属寺院ごとに残す。現在、40万人分が集まっているという。
 所定の用紙に記名した人の筆跡をスキャナーで読み取り、微調整をしてそのままインクジェット技術で瓦に印刷する。受託した大日本スクリーン製造が開発した印刷機を御影堂前に設置し、1日3000枚のペースで印刷を進める。同社によると、記名は100年以上保たれる。

寄進80万人の名 瓦にプリント(京都新聞)


親鸞会・本願寺情報

宗祖親鸞の生誕を祝って営まれる東本願寺の音楽法要

2006-04-01 | Weblog
 真宗大谷派の「春の法要」が4月1日、本山の東本願寺で始まり、宗祖親鸞の生誕を祝う御誕生会の音楽法要などが営まれた。
 音楽法要は、1961年の親鸞700回忌の際、法要をだれもが親しめる形にと始まった。供灯や供華、焼香などの法要の進行に沿って混声四部合唱を織りまぜ、宗祖の生誕の感動を表現する形式にしている。

宗祖親鸞の生誕祝う 東本願寺で音楽法要(京都新聞)

親鸞会と真宗改革

東本願寺御影堂金具は再利用 蛤御門の変 焼け残り

2006-03-29 | Weblog
 江戸時代末期の蛤御門の変の大火で焼失し、明治時代中期に再建された真宗大谷派本山、東本願寺の御影堂で、内陣を彩る飾り金具が大火の焼け残りを再利用して作られていたことが、真宗大谷派の調査で分かった。特に内陣にある厨子と須弥壇の飾り金具の多くが再利用されている。
 これは、同派の古文書調査で、焼け残った金具の一覧を記録した「御焼残諸金具調等書類」などの文書が見つかったことによる。記載内容と現物を照合した結果、厨子の背後にある後門柱(来迎柱)や折り上げ格天井に取り付けられている金箔を押した金具の多くが、再利用されている可能性が高いという。
御影堂金具は再利用
蛤御門の変 焼け残り(京都新聞)


浄土真宗の歴史と本

京都に仏教博物館 09年度開設へ 龍谷大学

2006-03-24 | Weblog
 龍谷大(京都市伏見区)は、仏教博物館「龍谷ミュージアム(仮称)」を市内に建設する構想を3月22日までに固めた。09年度が「創立370周年」にあたることから、記念事業として大学の所有物や研究成果を社会発信しようと検討を進めていた。2011年に宗祖親鸞750回大遠忌を迎え、記念事業の一環として文化財の保護活用策を検討している西本願寺にも協力を求め、国宝級の仏像や仏教美術品をはじめ、大谷探検隊が収集したシルクロード壁画、最先端のデジタル技術で復元した仏画などを展示し、一般公開する。総工費は数十億円にのぼるとみられる。
 龍大側は、西本願寺周辺の門前町活性化にもつなげるほか、博物館学芸員の養成など教育面でも活用したい考え。

だから親鸞会に入った

73歳の本願寺派住職が、わいせつ容疑逮捕

2006-03-10 | Weblog
 警視庁少年育成課は3月10日、広島市安芸区船越、浄土真宗本願寺派光明寺住職で、私立保育園の園長、江原一之容疑者(73)を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕しました。
 調べでは、江原容疑者は2004年8月中旬ごろ、東京都新宿区のホテルで、都内の高校2年の少女(当時15歳)に、18歳未満だと知りながら、現金8万円を渡してわいせつな行為をした疑いが持たれています。江原容疑者は容疑を認めている。
 江原容疑者は2、3年前から、宗派の会議などで東京に出張した際、高校生を相手に買春を繰り返していたといい、これまでに4、5人に対し、計約20回買春したなどと供述しているといいます。

親鸞会ちゃんねる

本願寺派、新門の結婚式は「ジミ婚」

2006-03-10 | Weblog
 浄土真宗本願寺派の大谷光真門主の長男で門主後継者の大谷光淳新門(28)の結婚式が3月25日に開かれます。
 宗派としては、宗門挙げて盛大な披露宴を催すのが慣例なのだそうですが、「質素な形で」と当事者2人が主催する異例の形式で、招待者も限定されるそうです。
 光淳新門の結婚相手は宮崎県の本願寺派寺院僧侶、古川流豆美さん(29)で龍谷大大学院の学友です。西本願寺の門主や新門が一般寺院の僧侶と結婚するのは極めてまれなケースなのだそうです。

 そもも、現門主が新門当時の1974年に結婚した際は、本山や東京などで計7回の披露宴を催し、全国から門信徒代表や財界支援者、関係団体代表など約1700人が出席するという派手なものでした。宗派も約5000万円の特別予算を組んだのだそうで、その力の入れようは並々ならぬものがあります。

 しかし今回は、昨秋の婚約直後から「私事なので式は質素に」という本人の意向もあり、関係予算の計上も見送られたそうです。式参列者は宗派幹部や宗会議員、門徒代表ら約280人に限定される見込みです。
 現代風でいいと思いますし、このようなことに無理にお金をつぎこむのもどうかと思いますからね。遠忌法要に向けて財政難でもありますし。

浄土真宗を憂う

龍谷大学で平和国際シンポ 宗教の相互理解を

2006-03-04 | Weblog
 イスラム教の開祖ムハンマドを風刺した漫画を掲載した新聞を発端として、大きな暴動が起きている昨今、宗教の相互関係が問題になっている。そんな中、国内外の中東問題やアジア研究の第1人者が紛争解決と平和構築の道筋を考える国際シンポジウムが3月4日、京都市の龍谷大学で始まった。冒頭には、浄土真宗本願寺派の大谷光真門主が特別講演があり、異なる宗教間の相互理解と尊重の大切さを説いた。
 大谷門主は、武力や暴力によらない平和の実現が仏教の教えに通じると話した。また、ムハンマド風刺の問題についても触れ「異なる宗教を持つ相手が特に大切にしている宗教上の象徴や儀礼などを尊重することが求められる」と説いた。
 このシンポジウムは、5日まで2日間の日程で、明石康・元国連事務次長などが討論を行う予定。

参考
浄土真宗親鸞会 新宗教の風土

西本願寺で帰敬式(おかみそり) 相愛学園生185人

2006-02-20 | Weblog
 本願寺派本山・西本願寺で2月20日、卒業を控えた宗門校の相愛学園(大阪市)の生徒や学生が、仏門への帰依を誓う「帰敬式」を受けました。帰敬式は「おかみそり」とも言われ、「仏、法、僧」に帰依することを誓う三帰依を唱え、大谷光真門主が、手を合わせる1人1人の頭に、金色のかみそりを3度髪に当てるというもの。
 卒業後も信仰を持ち続けてもらう目的だそうで、同学園の高校、短大、大学から希望者を募って毎年実施。今年は185人が参加しました。
 このような儀式で信仰が持ち続けられるなら簡単な話ですが、なかなかそうは行かないでしょう。今後の生活において、浄土真宗の教えに生かされてもらいたいと願うばかり。

親鸞会 家族の会
浄土真宗親鸞会 総合リンク集

西本願寺・大谷門主が、学生の疑問に返答集

2006-02-02 | Weblog
 浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)の大谷光真門主(60)が、立命館大(京都市北区)で講義した際、寄せられた質問に対する返答集を冊子にまとめ、学生らに配った。門信徒約1000万人の日本最大の伝統教団トップが、外部の人たちの疑問に答えるのは極めて珍しいという。信教の違う者同士の結婚の是非など、素朴で突拍子ともいえる質問もあるが、真摯(しんし)に回答。出版が検討されており、分かりやすい宗教や仏教の〈解説書〉として注目されそうだ。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060202p302.htm

 
 おもしろいのは、キリスト教徒と仏教徒の結婚が可能かどうかについての問いに、「仏教の教えに、他の宗教の人と結婚したらいけないとは書いてありません。ただ、宗教が違うと意見が分かれ、解決にエネルギーが必要になるでしょう」と答えているそうで、それは宗教者でなくとも誰でも答えられそうな内容だと思いますけどね。門主さんなら、「どのように解決できるか」を書いてほしかった。
 また、カルトと宗教の違いは「勧誘の方法、リーダーの発言内容、高額な献金の有無などを見極めることが一つの基準」としているそうで、うーん、今度の親鸞聖人御遠忌法要で本願寺派が集める230億は高額ではないかなと思ったりしました。

親鸞会の真実
親鸞会 Watch

龍谷大で「成人のつどい」

2006-01-14 | Weblog
 龍谷大の「成人のつどい」が1月14日、京都市伏見区の龍大深草学舎で開かれました。
 晴れ着姿の新成人約1200人が参加し、浄土真宗の宗教儀式にのっとり、ろうそくの明かりの前で新社会人としての決意を新たにしました。
 男声合唱団の歌う「真宗宗歌」が響く中、新成人が持つろうそくに「ちかいの灯」がともされ、全員で「成人として真実に生き抜くものの自覚に立ち、社会のために貢献することを誓います」と声を合わせたそうです。
 神子上惠群学長の祝辞に続いて、ラグビー部の記虎敏和監督が「夢挑戦-あせらず・くさらず・あきらめず」と題して話し「夢を追い続けるには、いろんな苦労や努力が必要。謙虚さと素直さを忘れずに1日1日を大事に過ごして」と呼びかけました。

メディアの見た親鸞会
親鸞会 本尊論