≪女性専門・鍼灸さくら治療院≫院長ブログ~不妊、美容鍼灸など、治療院で気づいたこと色々♪~

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2017年10月11日 | ある日の治療室での出来事

先日来られた患者様。30歳代後半の女性。

お聞きすると 大きな病気を患っておられて、

その治療で使う薬の後遺症で身体がたいへんだるく気力をうばわれ、全身がとてもしんどい。

まだ子供さんも小さく、寝ているわけにはいかない。遠方に住むお義母様に時々子供さんを見てもらってこなしている。

ご家族中とても大変であろう そのようなお話を 逆にさばさばとさえ見えるように 話される姿に この方がいかにいままでの大変であった事、そしていままだ渦中で闘っている感じが伝わる気がする。

その病気そのものは針で治せはしないけれど・・・針でなんとか、日常生活を楽にすごせるようにもって行ってあげたい。

なにができるだろう、まず どういうことが一番お困りであろう、

患者さんの言葉をゆっくりと聴きその奥をじっと観察してみる。

お体を触らせていただくと、下半身がとても冷えている。

冷えた体をぐっと温めるとっておきのツボをフルで使う。

胃腸の調子もよくない。生理も止まっている。眠れない。

などなど、症状はたくさんあるけれど、まず、胃腸のツボの調整が必要。

そして、自律神経の調節にかかわるツボ。

あっちもこっちも やったら 楽になりそうなポイントが頭の中を駆け巡る。

病気と闘って体力が落ちている方だからやり過ぎは禁物。

やりすぎたらだめだけど、早く楽になってほしいので、大丈夫ないっぱいぎりぎりラインをさぐる。

いろいろ 尋ねながら 初めての治療を終える。

かえりにその患者さんが

ぽつりと、「鍼灸治療ってこんなんなだと思わなかった。」

「え?以前他でも受けたことがあるとおっしゃってましたが、何が違いましたか?」

「なんか いろいろ、聞いてくれながら治療してくれて・・・なんか、

スーツとしました。来てよかったです。」

「そうですか?そんなふうに思っていただけて嬉しいです。」

そういわれて 本当にうれしかった。・・・でも、。

でも、なんで?いつもと同じようにやったはずなのに

・・・・きっと、・・・

肩こりや、腰痛なら よっしゃ、私が私が!なおしてやろっ!

って思ってしまってたのですね、

今回は病が大きすぎて 私の、鍼灸の手におえない。 じゃあ、患者さんはなんで、鍼灸院にきたの?

病気そのもの治療ではなく、体のだるさ、しんどさ、辛さ をすこしでもとってほしくて来られたんだね。

そのため、患者さんの気持ちやしてほしいことをよぉーく観察したから

患者さんの気持ちに届く治療ができたのかもしれないな、

 

治療技術や難しいこと それ以前の問題なのですね。

長くやっているからこそ見えなくなってしまうことってありますね。

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ある日のさくら治療院でのできごとでありました。

 

#鍼灸 #不妊  #鍼灸治療  

 

 

 

 

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