おおみそか、病室で過ごす。
午後、小澤征爾の指揮、ベルリンフィルによるチャイコフスキー「悲愴」をテレビで聴く。オケと指揮者が一体、圧倒的。
4人部屋を1人で占拠することになった。他は退院や外泊。抜群の解放感。3食、ルームサービス、看護婦つきでホテルのスィートの広さ。
教育テレビで今年亡くなった人特集。加藤周一、筑紫哲也など。ガンと戦い、自分の病を書きつづけたノンフィクション作家・柳原和子さんの言葉が印象的だった。
「ガンになると、生きることと言葉が直結するんです」
永平寺の住職の言葉。「悟りとはいつでも死ねるということではなくて、平気で生き続けるということだ」
夕食は通常の食事に椀一杯のソバが出た。
年越しのそばをすすれりガン病棟
午後、小澤征爾の指揮、ベルリンフィルによるチャイコフスキー「悲愴」をテレビで聴く。オケと指揮者が一体、圧倒的。
4人部屋を1人で占拠することになった。他は退院や外泊。抜群の解放感。3食、ルームサービス、看護婦つきでホテルのスィートの広さ。
教育テレビで今年亡くなった人特集。加藤周一、筑紫哲也など。ガンと戦い、自分の病を書きつづけたノンフィクション作家・柳原和子さんの言葉が印象的だった。
「ガンになると、生きることと言葉が直結するんです」
永平寺の住職の言葉。「悟りとはいつでも死ねるということではなくて、平気で生き続けるということだ」
夕食は通常の食事に椀一杯のソバが出た。
年越しのそばをすすれりガン病棟