某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

感動二題ー吹矢競技会での貴重な見聞

2013-09-30 18:47:45 | ぼやき
 世田谷区の吹矢競技大会に、右手を失った方が参加していた。手製の道具を持参されて、筒をそれに横たえ、矢を入れ、左手一本で構え,咥え、射る。基本動作を完璧に行っていた。目頭が熱くなるほど感動した。手が一本でも、工夫次第で両手のある人より確かな動作が出来、点を出せるのだ、と。
 ジュニアの参加者も一人いた。的が少し低いだけで、あとは大人と全く同じ条件(的からの距離も)で試合に臨んでいた。基本動作が立派で気持ちよかった。たまたまトイレで一緒になった。「どうだった」と聞くと「駄目でした。最後に19点だしちゃったから」と残念がっていた。しかし、表彰式では最年少優秀選手で表彰され、記念撮影では、真中でカップを持つ私の隣に座ってもらった。「来年は君がこのカップをもらうんだな」と言うと、「ハイ」と元気だった。80過ぎの爺と10代始めの少年が同じ競技をして、真中に座って一緒に記念撮影をする。スポーツ吹矢の醍醐味だろう。
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吹矢競技大会で最高得点賞

2013-09-30 18:06:03 | ぼやき
 またまた吹矢の自慢で申し訳ない。昨日世田谷区スポーツ吹矢協議会第四回競技大会と言うのに出場した。上級(10㍍)の部で優勝。全参加者(約80名)中の最高得点賞(4ラウンドで134点―35・33・31・35)も頂いた。第1回大会の時は、私はまだ吹矢を始めたばかりでとても出場など出来なかった。しかし、この大会は相性がいいらしく、第2回大会から出場して、優勝、準優勝、優勝とたまたま3年連続した。
 一昨年は大会が12月で、会場(小学校の体育館)が寒過ぎて皆かじかんでいたため、東北育ちの私には有利だった。寒さに懲りて、昨年は9月に開催されたが、何と台風接近で今にも電車が止まりそう。大会の予定をすっかりかえて6ラウンドの予定を4ラウンドに短縮し、進行を早くして早く解散と役員の方々は大変な苦労をされた。この2回とも、従って皆さん点数が伸びず、私もろくな点数ではなかったが少し良くて幸いした。 今回は汗ばむくらいの気持のいい秋の休日だったから、皆さんのびのびとプレイされた。私も、普段なら満点の後もっと落ち込むのに、少しのダウンで済んだ。メンタルなスポーツだから、天気が良いだけで調子が良くなる。3度目の出場で競技参加者の中に知り合いが増え、一人で緊張しながら(私の支部からは他に誰も出場しないので)出番を待つことがなくなったのも、落ち着きを取り戻すのに大きく役立ったのだろう。同じ支部から応援の人が一人初めて来てくれた。「いやぁ、失敗した。2本外しちゃったよ」などと帰ってきてボヤくから、失敗が後に残らなかった。競技は選手が一人でやるのではない、と実感した。
 さてこれからどうなるのだろう。気を緩めず、残る試合と昇段試験に悔いなく臨むだけ、とわかってはいるのだけれど、11月まで緊張が続くだろうか。プロのスポーツ選手は凄いな、とつくずく思う。
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One Please, これなあに。

2013-09-27 01:14:13 | ぼやき
 孫引きで申し訳ない。大分前に読んだ話。日本のえらいさん(代議士?)が外国で講演をした。全部終わって、いきなりOne please,と言った。通訳が困って、「それなんですか」と小声で聞いた。「ひとつ、よろしく、だよ。わかんないかね。」と.
電話をかけて「イフ、イフ」と言い、相手がわからずに切ってしまうので、「彼ら英語が下手だな、全然わからないらしい」とぼやく代議士が何人もいた、という笑い話を昔ロンドンで聞いた。「if,if」つまり「もし、もし」と言ってるつもりなのだ。とても本当とは思えないが、戦後しばらくはそんな程度だったのだろう。
 ローマを「視察」した代議士たちが、古代ローマの遺跡「フォロ・ロマーノ」を案内されて「全然片付いていない。イタリアは戦後復興が遅れているな」と優越感にひたっていた、という 恥ずかしい話もある。 日本の代議士はその程度だよ、と言われそうで、どうも日本人がまとめて馬鹿にされそうな恐れも感じる。知らないのは仕方がない。後でも学べば二度と恥はかかずに済む。嫌なのは、こうした小話に必ずついている御当人の無知な優越感だ。自分のことは棚に上げて、「理解」できない相手を小馬鹿にしている。
 つまんない話なので長く書かずにいた。何故今書く気になったのだろう。多分、日曜討論?を偶然見てしまい、福島原発の汚染水を完全にコントロールしているだのブロックされているだのという発言を、「立派」だの「正しい」だの「風評被害を防いだ。東京には被害が及んでいない事をはっきりさせた」だのとほざいているのを聞いてしまったからだろう。代議士が臆面もなく嘘をつくようになった。無知をさらけ出しているだけならまだ愛嬌があったのに。
 
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嬉しくて悔しい国体初参加ースポーツ吹矢ー

2013-09-23 12:13:27 | スポーツ吹矢の練習
 第68回国民体育大会(東京都)に初めて参加した。スポーツ吹矢が初めて国体のデモンストレイション競技に加わったので、生涯ただ一度の機会と思い、おこがましくも出場した。多分最高齢出場者(82歳11カ月)だろう。参加選手730名。的までの距離10㍍の部に出場した「高段者」は260名。私もその1競技者として試合に出た。成績は10位。あと2点多ければ8位に入賞出来たかもしれない。残念。しかし、こうした大きな競技会で10位になったのは初めてだから、嬉しくもある。悔しさ半分、嬉しさ半分。
 反省点は山ほどある。午前中が駄目だった。緊張したのか、1点などという普段出したこともない惨めな点数をだしたり、真中に4本入りながら、5本目が3点にすっ飛んだり。朝早いので、食事をせずに行って腹がすきすぎていたのかも知れない。昼食後やっと落ち着いて満点がでるようになり、午前中の56位から10位まで上がったが、もう一歩足りなかった。スロウ・スターターをまた証明してしまった。
 がっかりしていたら、孫に「凄い、ベスト・テンじゃない」と言われた。なるほど、そんなのもあった、とやっと気がついた。トーナメントだと、ベスト・エイトまでだが、一斉に点を競うのだから、ベスト・テンで良いわけだ。流石わが孫、気落ちしているジジイを慰める方法を知っている。
 秋にはまだ競技会が3つ残っており、昇段試験もある。慾をかかず普段と同じ点数を出せるよう心を落ち着かせてプレイしよう。まだ5年もやっていない初心者なのだから。
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ナス(野菜)とキュウリがインド原産とは知らなかった

2013-09-12 23:44:02 | ぼやき
 テレビでナスを使った印度のカレー料理を紹介していて、ナスが印度原産と知った。それで思い出した話。
 大分前印度の知人が我が家に逗留していたことがあった。ベジタリアンだというので、家内がナスを使った料理を出した。彼(カルカッタ大学の医学部長さん)は大喜びして「ビンジェルを日本で食べられるとは」と感激した。びっくりしたのはこっち。英語で話しているのだから egg plant と言ってくれれば問題ないのに、いきなりビンジェル、ビンジェルと大喜びされて面食らった。その後、彼の仕事の関係の方に会う度にビンジェルを連発するので、日本の皆さん目を白黒させる。その度に「印度ではナスのことをビンジェルと言うらしいです」とこっちが説明する破目になった。
 彼が帰国してからは、一度もビンジェルと言う単語を聞いたことはない。誰に聞いても知らないと言う。あれは何語だったのだろう。どなたかご存じありませんか。
 ベジタリアンだと事前に聞いてはいたのだが、成田から我が家までは遠いので、途中で赤提灯で一杯やった。日本酒を美味い美味いと飲み、串焼きを喜んで食べた。正確には海老と烏賊が駄目なだけだった。印度では酒は飲まなかったらしいが、日本酒が好きになって楽しい夕食が続いた。帰国の用意を始めた頃、お土産に紙パックの日本酒を何本も揃えてご機嫌だったが、前日に其れを全部置いてゆくと言いだした。理由は「印度の税関役人は大変に腐敗しているから、此の酒を見つけたらどれほど金をせびられるかわからない。危なくて持って行けない」という。気の毒だった。
 キュウリは何の栄養もない野菜と言う珍しいもので、ギネスブックに載っているという。それを聞いてから長いこと食べずにいたが、印度原産なら何か良いものが入っているだろう、と考えを改めることにした。河童の神通力はキュウリで養われているのかもしれないな。
 
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