この町いちばんの高い場所で蒼空に捧ぐブログ

二〇〇九年六月十四日ヨリ、篠原ノ名で音楽ソロ活動始動・・・唄会情報、曲紹介、文学・映画等ノ紹介等等。

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大江健三郎『芽むしり 仔撃ち』

僕にとって、大江文学の入門作品。人間の業の深さと極限の心理に眩暈を覚える、緻密に描かれたヒューマンドラマ。雪崩れのような長編小説。 ―人殺しの時代だった。― 大戦末期、山中に集団疎開した感化院の少年たちは、疫病の流行と共に、谷間にかかる唯一の交通路を遮断され、山村に閉じ込める。この強制された監禁状況下で社会的疎外者たちは、「自由の王国」を建設しようとする。 少年たち、母の死体の傍に座って茫然と . . . 本文を読む

溜息、一ツ。

ここ数日、 いろいろ考え込んで、 正直、 未だ根本的解決思考には至っていない現状、 まぁ、 とりあえず、 考えることを一度放棄して、 精神と身体を休めることにして、 まぁ、 長い人生、 されど自分の人生、 溜息を吐きながらでも、 とりあえず歩いていくことを決めた、 夜。 . . . 本文を読む

安部公房『箱男』

安部公房の代表作のひとつ。読者を惑わせる、幾つものトリックが仕掛けられた長編小説。 ―ぼくは今、この記録を箱のなかで書きはじめている。頭からかぶると、すっぽり、ちょうど腰の辺りまで届くダンボールの箱の中だ。つまり、今のところ、箱男はこのぼく自身だということでもある。箱男が、箱の中で箱男の記録をつけているというワケだ。― 先ず、箱男がかぶる適した箱の説明から物語は始まる。そして如何にして箱男とな . . . 本文を読む

悲しいお報せ・・・

大変申し訳ありません。 先日お伝えした2009年12月13日日曜の唄会決定の記事・・・ 中止せざるをえない状況となってしまった旨、お伝えします。 期待していて下さった方、 楽しみにして下さっていた方、 本当にごめんなさい。 僕自身、とてもショックです。 これから先、 土日の唄会は開催が叶わない状況にあります。 また何かの形で唄会を開催できるよう、 精一杯考えていきます。 これ . . . 本文を読む