向かうところ敵なし

日々の出来事を忘れぬように…今日も吠えます!

字は丁寧に書きましょう

2011-03-27 | つれづれ

私が子供たちに
日々口うるさく言っている言葉です。

「字は丁寧に書きなさい。
下手でもいから読みやすい字を書きなさい」


私も幼いころから
両親に言われてきました。


父が言いました。
「綺麗な字を書けることは一生の財産だ」

母が言いました。
「字は、その人を表すものなんだよ」

確かに…
娘の私が言うのも何ですが
二人とも、本当に綺麗な字を書く人でした。

父の字は、かなり個性的な字でしたが
筆文字は本当に綺麗で
短歌を書いた短冊なんかは
今でも飾ってあるほどです。
(やや芸術家風?)

母の字も、やはり母を表すような
繊細で優しい、サラサラと癖のない
お習字のお手本みたいな字。

それで私も
父や母のすすめもあり
小学校に入ると、すぐに書道教室へ。

やっぱり字は
汚いよりも綺麗なほうがいいです。

書いていても気持ちいいし
何より、書くことが楽しくなる。
見ていても気持ちがいい。


今の時代は
字を書くことが少なくなりました。

パソコンや携帯電話が普及したので
確かに昔とは違います。


でも、私はやっぱり
綺麗な文字を見ると、
その人の知性を感じます。

字を書く機会は一気に減ったけれど
それでも、時折 字を書く機会が
あるはずです。

たとえば、仕事でもそうですし
子供の学校関係の書類など…

そういう時に綺麗な字を
さらっと書ける人って
すごくカッコいいなーと思う。

パソコンや携帯で文字を打ったら
誰がやっても同じです。
見た目は綺麗だが、味がない。

でも自分の手で書いた字は
人によって全然違うもの。
だからこそ、個性が出るし人間性が出る。

息子も小学生までは
本当に字が汚いなーと心配していたけれど
根気よく「丁寧に読みやすく」と言い続けたら
なんとかなるものです(笑)
今では、綺麗な字を書くようになりました。


娘は、まだまだですが…
これからも口うるさく言い続けようと思います。
よく、面倒になると殴り書きみたいな字を書くので
その都度、書き直しさせています。

今きっと、娘は「うるせーなー」と
思っているかもしれません。

でも、大人になったら
わかる時が来るんじゃないかと思います。

あの息子でさえ、娘に言い聞かせていましたから。

「ダーメ!もっと丁寧に書け~」ってね(笑)



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1 Comments

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Unknown (β)
2011-04-04 14:51:04
ご無沙汰しております。βです。
こちらは地震もホウシャノウも特段問題なく、だら~りと過ごしております。停電はたまにありましたが。
それよりも、ささくれだった報道にげんなり。被災地の方々の苦労は想像を絶するものですが、あのワイドショー仕立ての番組作りはどうにかならんでしょうか...。

さてさて。
文字をきれいに、ていねいに書けるということ、大事ですよね。
私は右手が痺れてあんまり上手に書けないんですが、ゆっくり書けばそれなりに読める...と思ってます(;´Д`A ```
日常では文字を書くことが激減しましたけど、たまに手紙を書くときなどは、ていねいに、ていねいに!と私も自戒しております。
お父様のおっしゃるとおり、きれいな文字は財産ですね!

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