湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

柳行李の想い出🌹

2016年10月17日 | 詩歌・歳時記
夜風が家のどこかを不気味に鳴らす。眠れずにふと起き上がると、古新聞がずいぶんとたまっているのに気がついた。
  母のいぬこの世甲斐なし秋の星
エイヤッ🎵っとベッドから立ち上がり、古新聞、折り込みチラシをそれぞれ麻紐で括りながら、ふっと🌿はるかな昔のいち情景が、流れゆくうろこ雲の隙間からもれくる淡いひかりの如くに、ボクの胸によみがえったのだ。

  ひと言も発せぬ骨や曼珠沙華
ボクは小学校を5回変わっている。つまり、子供の頃はしょっちゅう引っ越しをしていたのである。
そのたびに両親が荷を納めた「柳行李」にロープを掛けていた場面を、懐かしくも切なくも思い出したのである。いつだったかNHKの「ガッテン」の番組だったか? 古紙を紐で括る秘訣を特集していたが……。

むかしの人は鼻っから「ガッテン承知のすけ」だったことである。
でもねぇー! お若いおひとには柳行李なんて見たこともなけりゃぁー、想像もつきますまい。
  母恋ひの秋の句ひとつ午前二時
「古い奴だとお思いでしょうが……」
何よりもボクが、鶴田浩二先輩よ、解っているのでございます。
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