ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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特殊鍼法としての巨鍼療法は鍼灸師のブランディングになる

2013-10-11 09:08:22 | 診断即治療と虹彩学
昨今はブログやHPなどのWebサイトで、いろいろな健康法や治療法が無料公開されているので、器用な人はそれらのサイトで勉強して、自分で治療をしている人も多いようです。

つまり、簡単な病気なら自宅で治すことができるわけで、簡単な病気だけを治して生計を立てていこうと考えている鍼灸師は要らなくなるわけです。

それに拍車をかけることになるかも知れない(笑)と考えながらも、私は一般財団法人七星界を創立させたのですが、そうなると技術の低い鍼灸師は生計が立てられなく可能性はもっと大きくなる。

厳しいですか?

しかしそんなことはありません。

勉強すればいいのです。

鍼灸師の資格を取ったからといって、そこであぐらをかいていると勤務鍼灸師としても、開業鍼灸師としてもやっていけない可能性があるからです。

一時期、「個性を活かせ」という言葉が流行りましたが、個性を出すことで差別化を計るというわけです。

では鍼灸師の個性とは何か?

個人的な性格での個性も含まれるかも知れませんが、「鍼灸師として」という前置詞が置かれた以上、鍼灸技術としての個性ということになり、技術の高低が個性の判断材料にされるわけです。

私が巨鍼を習いに行こうと思ったのは、たまたま知人の奥さんが、30代で脳梗塞になった人がいまして、「鍼灸師のプライドにかけても何とか手足が自由に動かせるようにしてあげたい」と考えていたとき、『人民日報』という中国からの月刊誌に、巨鍼療法の記事が載っていたのを読んだのです。
それが始まりでした。


私の背中に1mの巨鍼を刺す張雲飛先生

鍼の長さには衝撃を受けましたが、それがまた「期待」を持たしてくれたのです。
もしかして、巨鍼を習ってくれば、不治と言われる病まで治すことができるかもしれないと考えたのです。

そのときには、ブランディングなんて考えてなかったのですが、結果としてそれが大きなブランドになりました。

来月、韓国で講演するのも、私は演題に「巨鍼療法」を入れてなかったのですが、韓国側から「巨鍼療法」の演題を送ってきたのです。
それは、拙著『人体惑星試論奥義書』の韓国語翻訳版を、韓中日東洋医学会の皆さんが読んでいたからだと思うし、医学会の副会長が当院に来られた時も、巨鍼療法を見せてあげたからだと思います。

これまで多くの鍼灸師に 「巨鍼療法」 を教えてきましたが、巨鍼を使えるまでには、それ相当の時間がかかるので、多くが何らかの理由付けをして挫折しているようです。

巨鍼療法は、「できるだけ多くの病気を治してあげたい」という高い「志」のある人しかできないからです。
しかし、その「志」がブランディングになるのです。

勘違いしては困るので書いておきますが、当院は全く鍼を使わない場合もあるし、0.2㎜という非常に細い鍼を使った治療も、一穴で症状を治める一穴鍼法も行おこないます。
巨鍼のできる人は、全て極細の鍼を使うこともできるようになるのが特徴です。
つまり、巨鍼の訓練で苦労した技術は、自然に極細鍼にも応用できるようになるわけです。

巨鍼を「痛いから!」と非難する鍼灸師の多くが、巨針療法を受けたことのない人か、熟達してない人の巨鍼を受けた人だと思います。
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