Liner Notes

素人感覚で自由にあれこれ思うことを綴ってみました!

§59「巧名が辻」(山内一豊)司馬遼太郎【1965】

2017-01-03 | Book Review

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に仕えた武将・山内一豊

妻・千代の内助の功が引き立てられがちですが、
彼の功名の所以は、槍先の誉れのみならず、
随所に主となれば、立つところ皆、真なりに他ならず、

 自らの資質や能力を信じること
 自らの将来に期待を賭けること
 自らは振向かず駆け抜けること

を徹底したことに尽きるような気がします。。

とはいえ、
土佐二十四万石は自らの力のみで得ていない以上、
随所に主とはなりがたく、もはや徳川家に対しては従わざるを得ず、

 自らは、期待された資質や能力を発揮すること
 自らの将来は、期待された資質や能力を継承すること
 自らが立ち止まり、期待に応えたかどうか振り返ること

を徹底せざるを得なくなった時こそが、
功名の別れ道なのかもしれません。。。

初稿 2017.1.3
於 高知城
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ジャンル:
小説
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