リーダーまつもとしん児 ドイツW杯への道

吉本興業の漫才師シャンビアス松本です。サッカーについて個人的な意見を好き勝手談義します。たまに日記的な関係の無い事も…。

ファイナル!!

2006年07月12日 00時20分02秒 | ドイツW杯への道
 ドイツW杯はイタリアの24年振り4度目の優勝で幕を閉じました。フランスとの決勝戦は一進一退の手に汗を握る展開で、延長戦でも決着が付かず、今までPK戦で一度も勝利した事が無かったイタリアがPK戦を制して勝利しました。

 2年に亘り、ドイツW杯に向けて書き続けてきたこのコラム!最後にドイツW杯を見終え、個人的に感じた事を書きたいと思います。

 まず、一番に感じた事は、『日本代表はジーコ監督になって、4年間でどれだけ成長していたのだろうか?』という事。一概には言えないのは分かっているが、前大会の方が好成績を残しているのはもちろん、戦術的にも成熟していたように感じた。今回の代表は『どういう展開でどう相手を崩して攻めて、相手がどう来たらどう守るのか』という、日本のやりたい事が全く伝わってこなかった。結局いつまでも相手次第だった様に感じた…。

 次に『他の国の選手はとにかく若い!』という事。他のほとんどの国は、ちゃんと次の南アフリカW杯を視野に入れた戦い方をしていた。それに比べて日本代表は…。次はどういうチーム構成になるか全く白紙状態…。この辺りも他の国といつまで経っても差が埋まらない一つの要因であろう。

 まだまだ書きたい事は沢山あるが、それらをまとめて、この2年間で一番感じた事は、『日本のサッカーレベルはまだまだ世界に通用していない』という事!もっともっとレベルアップを図らないとどんどん差が開いていく一方である!

 結局、悲しくて悔しいがそういう結論に達しました。ひとまずこのコラムはこれで幕を閉じますが、俺はこれからも日本サッカーが発展していく事を心から願っているし、応援し続けていきます。頑張れ、オシムジャパン!!!ではこの辺で…。漫ゲリリーダー・まつもとしん児でした。長い間ありがとうございました。

衝撃!!

2006年07月05日 00時26分05秒 | ドイツW杯への道
 3日の午後9時過ぎ、ドラマ『HERO』を見ていると、衝撃のニュースが目に飛び込んできました…。


            『中田英寿 現役引退表明』


 正直、かなりのショックです。俺の考えでは次回のW杯までは、『中田英寿無し』の日本代表は考えられないと思っている。どの日本人には持ち合わせていない、あの『リーダーシップ』は、今の日本サッカー界には必要不可欠なのだ。今回のW杯でそれを痛感した人は多いはず…。

 今まででも充分『日本サッカー』の為に戦ってきてくれたとは思うが、(個人差はもちろんあるが)年齢的にはまだまだやれると思う。今、日本代表から中田英寿が去るのは時期的に早過ぎる。もう少し『中田英寿魂』を注入してから退いて欲しい…。では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・まつもとしん児でした。

惨敗…。

2006年06月28日 00時10分59秒 | ドイツW杯への道
 もう、みなさんも承知の通り、我らが日本代表は残念ながら1分2敗という成績を残し、ドイツの地を後にしました。俺の正直な今の気持ちは『悔しい』の一言に尽きます。ある程度想像してはいたが、ここまで日本サッカーが世界のサッカーと差があるとは思っていなかった。みなさんは今回のW杯でどう感じましたでしょうか?

 プレーヤー、一人一人の技術・フィジカル・経験・メンタルの差も歴然であったし、ジーコにしても結果論かもしれないが、他の監督とは指導力・決断力・経験・戦術面においてかなりの差があったであろう。

 あと、俺が一番気になっている事は「ジーコはこれからの日本代表に何を残したのか?」という事だ!前大会の日韓W杯ではトルシエはホームの利があったにせよ、ベスト16まで進んだ。しかもチームも比較的若い選手で構成されていて、ドイツW杯に向けて可能性を感じさせてくれた。

 しかし、今回のジーコはどうであろう…。次回の2010年南アフリカW杯、日本代表の姿が全く見えてこない…。こう思うのは俺だけでしょうか?正直、未来の日本代表が不安である。では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・まつもとしん児でした。
 
 

 
 PS ドイツW杯が終わるまで、このコラムは続けたいと思います。

理由。

2006年06月21日 00時23分13秒 | ドイツW杯への道
 ドイツW杯、第2戦のクロアチア戦をみなさんはどういう風に感じたでしょうか?少なくとも俺には『日本代表の強さ』というものをオーストラリア戦同様、全く感じる事が出来なかった。それよりも「4年前の日本代表の方が強いのでは?」とさえ、正直感じてしまった。

 そう思う理由は沢山あるのですが、クロアチア戦を見ていて一番感じたのは、日本のメディア・国民のサッカーを観る姿勢が他の国と明らかに差があるという事。正直、日本のメディア・国民は(当然俺も含めて)甘いと思う!もっともっと厳しい目で観て、批判をしないと日本サッカーは伸びないであろう。他の国のサポーターの試合終了後の表情と今回のクロアチア戦終了後の日本人サポーターの表情を見比べて、俺はそう感じました。

 他にももっと沢山書きたい事はあるのですが、まだブラジル戦も残っているし、決勝トーナメント進出の可能性も残っているので、今は書かない事にします。とにかく今は日本の『決勝トーナメント進出』を祈るのみです。では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・まつもとしん児でした。

まだ可能性は…!!

2006年06月14日 16時40分55秒 | ドイツW杯への道
 W杯初戦のオーストラリア戦のショックを未だ引きずっています。俺個人の正直な感想は、完全にオーストラリアの方が格上だったと思います。そして、日本代表の戦い方も、ディフェンスラインを下げれるだけ下げて、いかにも『格上と戦っている』というような戦い方をしていた様に感じました。

 2戦目、3戦目はもっと・もっと・もっと・もっと格上のクロアチア・ブラジルとの戦い…。目標としている『決勝トーナメント進出』を果たそうとするなら、最低でも残り『1勝1分』でいかなくてはならない!

 ちょっと厳しいような気がするが、可能性が全く無いわけではありません。その為には現実問題、次のクロアチアに『勝利する事』が絶対条件であろう。よって日曜日のクロアチア戦にW杯の全てが懸かっている!みんなでテレビにかじりついて日本代表を応援しましょうね!では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・まつもとしん児でした。

悲観的にならず…。

2006年06月07日 01時30分43秒 | ドイツW杯への道
 6月4日に行われたマルタとの親善試合、かなり不満を感じたサポーターが多いのではないのでしょうか?数段格下とマッチメイクして、W杯本番前に勢いを付け様としていたのに、まさかの1-0の辛勝…。逆に押し込まれてしまうシーンも何度か…。

 しかし、俺は今更何も心配する事は無いと思う!メディア等が日本代表に加熱報道・期待をしすぎなだけなのだ!そもそも『日本代表』というチームは何処を相手にしても、善戦しか(良く言えば)出来ないチームなのだ。だから、5月30日のドイツ戦、6月4日のマルタ戦とも今の日本代表の力通り、全く心配する事はない。

 よって、ブラジル・クロアチア・オーストラリアの3戦とも決して大勝もしなければ、大敗も絶対しない。今回のマルタ戦で何も焦る事は無いと思うので、6月9日のW杯開幕、みなさん楽しみにしようではありませんか!では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・まつもとしん児でした。

W杯に向け最終調整!

2006年05月31日 17時08分28秒 | ドイツW杯への道
 W杯出場国がそれぞれ最終調整に入っていますね。どの国も既にドイツ近隣に集結し、それぞれ親善試合を行っております。

 我らが日本代表も日本時間5月31日早朝に開催国・ドイツと対戦しました。結果は2-2のドローと格上を相手に大善戦!しかもここ数試合、『FWの決定力不足』ばかり言われていたが、この試合ではFW高原が見事な2ゴール!W杯本番を前に頼もしい試合を見せてくれました。

 他の国ではブラジル・フランス・イングランド等も実力通り快勝し、順調な仕上がりを見せています。W杯本番までいよいよあと9日!栄冠のトロフィーの行方は一体何処の国に?では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・シャンビアス松本でした。

欧州CL、バルセロナ優勝!

2006年05月24日 00時24分28秒 | ドイツW杯への道
 先週の水曜日にヨーロッパのクラブチームチャンピオンが遂に決定しました。眠い目をこすりながら、早朝、早起きして決勝戦を見たサッカーファンは多い事でしょう。ちなみに俺はキックオフの瞬間を見て、次に瞬きしたら、バルセロナの優勝が決まっていました…。

 欧州CLにおいて、ここ何年間かで、優勝候補筆頭とされたチームが、そのまま優勝したのは珍しいのではないでしょうか?欧州CLは国内リーグと並行して行われるので、大体、優勝候補筆頭チームは国内リーグでも優勝争いしている為、欧州CLではいつも大番狂わせがあり、途中で敗退してしまう。

 しかし、そんな条件の中、見事国内リーグとも優勝を果たしたバルセロナ!素晴らしいチームです!去年も強いと感じたけど、今年は去年以上の強さを見せていました。そして、そんなチームの中で一際目立った存在なのが、ロナウジーニョ!彼のスピード・テクニックは正直止められそうにありません。まさに『人間離れした業』とはこの事なのでしょう。

 そして、そんな絶好調男・ロナウジーニョを擁しているのがブラジル代表!我らが日本代表とW杯予選で同じブロックに入っています…。はぁ~、一敗は既に覚悟しておかなくてはいけないのかなぁ…。では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・シャンビアス松本でした。

遂に、23人決定!

2006年05月17日 00時46分41秒 | ドイツW杯への道
 待ちに待ったW杯日本代表『23人枠』が遂に発表されましたね。14時からテレビに釘付けで見ておりました。そして、ジーコ監督がFWの最後に『巻』を読み上げた時には、ぞっと、鳥肌が立ちました。

 まあ、個人的に色々と言いたい事は山積みではありますが、この『23人枠』には誰かが入れば、必ず誰かが漏れる…。きっと、みんなの意見を取り入れ出すと、『23人以上』になると思うので、各々の理想通りの『23人』にはならない事でしょう。俺の理想で言えば、中盤に松井・長谷部を入れて欲しかったし…。

 しかし、ジーコが日本代表の監督なので、ジーコが決めた案が全てなのです。それに従って応援するしかない!ジーコ監督の選出基準には賛否両論、色々と思う事はあると思いますが、俺は決定した以上、この『23人』を全力で応援したいと思っています。でもしつこい様やけど、松井・長谷部を見たかったなぁ…。では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・シャンビアス松本でした。

日本代表、黄色信号??

2006年05月10日 00時48分39秒 | ドイツW杯への道
 みなさんは9日に行われた、キリン杯日本vsブルガリアの試合を見てどの様に感じたでしょうか?少なくとも俺にはジーコ監督が、何を目的にこの試合を戦ったのか、全く何も伝わってこなかった。いや、「ジーコ監督自身、ひょっとすると何も考えが無かったのでは…。」と疑わざるを得ない様な戦いっぷりであった。

 今のジーコJAPANに異論を唱え出すと、このコラムでは書き切れないぐらいあるので、今回の試合から1点だけ書かせてもらいます。

 それは遠藤を『トップ下』に抜擢した事!ジーコJAPANになってから、遠藤を『トップ下』で使った事が1度も無いのに、今回『海外組不在』という事で中村俊輔・中田英・松井といった従来の『トップ下』の選手がいないので器用したのであろう。W杯直前でその場しのぎの戦いで良いのだろうか?

 ジーコ監督の中では確実に遠藤は『ボランチ』なので、そんな使い方をするのなら、今回、長谷部・本山といった選手をせっかく招集しているのだから、その選手達を器用すべきだと思う!選手のモチベーションを考えると、W杯最終の『23人枠』の可能性を感じさせるべきであったであろう!いや、今後の日本サッカーの為にも経験させておくべきであったであろう!

 しかも、今回の試合は『仮想クロアチア』として戦いを挑んだはずなのに、何とも不甲斐無い試合内容でした。目標を『W杯ベスト4』にしている国とは決して思えなかったです。日本代表はこのままでは確実に予選敗退するであろう。W杯本番まで残り1ヶ月!ジーコJAPAN、本当にこのままで大丈夫なのか?俺はとても不安です。では今回はこの辺で…。漫ゲリリーダー・シャンビアス松本でした。