【公式】死神紫郎ホームページ

2018年より死神改め、死神紫郎(読み:しにがみ しろう)に改名。ギター弾き歌手。

死神之読書「偏」歴4/6

2012-10-28 00:00:00 | 声明文
三島由紀夫…
切腹した政治に口を挟みたがる
筋肉ムキムキホモ作家という位しか知らなかったが、
読み始まってすぐ
この男の知性とセンスに吸い込まれた。

ホモ青年の自慰を文学にまで高めてしまった
「仮面の告白」、
ちょいと青臭いが「潮騒」、
「不道徳教育講座」、「命売ります」、
「美徳のよろめき」、「夏子の冒険」、
「純白の夜」なんかを読んだ。

彼は女性なのじゃないかと思う位、
女心ってやつを見事に描く。
(←女心ってやつを私は全く分からないが、
あの気まぐれさと特有の潔癖さが
思いもよらぬところから飛んでくる感じが、
男性作家には描けぬだろうなと思う。)

そして男心、
人間心も実に緻密に豊かに描き出す。

もしも三島が私の目の前に居たら、
私の弱さなんて一瞬で見切り、
掌握してしまうだろう。

三上寛…
そのほとんどが絶版で古本屋で買い集めた。
プレミア本ばかりで古本なのにほぼ定価、
だが惜しくない。

「怨歌に生きる」
(←多分現行品はこれしかなかったはず。)
「上京入門」、「子供の頃僕は、優等生だった」、
「妄想列車最終便」
自伝、エッセイもの中心だが
どれも凄く核心を突いている。

また詩集も2冊出ておりそこでは、
詩人としての寛さんに触れることができる。

言葉が躍動している、
「生きている」のだ。


中島らも…

町田康が好きなら、
中島らもも好きだろうって
誰かに言われてたしか、
なんだか忘れたが1冊買ったのがきっかけ。

それからは見かける度に買うようになった。

灘高出身のフーテン?アル中、
ジャンキーにしてコピーライターというか
作家というか歌手でもある、
大麻で捕まっても裁判中に大麻解放論をブチあげるなど、
まあやりたい放題やったというらもさん。

死ぬ前夜は三上寛さんと呑んでいたらしい。
帰りにスッテン転んで頭打ちーのそのまんま。

もっと彼の本は読みたかった。

[寝ずの番]、[こどもの一生]、
[酒気帯び車椅子]、
なんかが好きだ。

頭のキレが抜群によく、
表現の切り口、
引き出しがこれでもか!
という程ある。

ミステリー唯一書けなかったと、
あるエッセイに書いていたが、
そんだけできれば十分だろ!
とツッコミたくなる。

再来週へ続く

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夏の思ひ出、「ひ」ってなんだよ。

2012-10-21 00:00:00 | 声明文
夏の思い出の1つに、
「ひや麦」が挙げられる。

素麺より食った気がして、
うどんより早く茹だる優秀なひや麦は、
この夏本当によく食した。

そう、本当によく食したのだが、
なんだろう、
こうイマイチ書いておきながら、
手放しで、
メタラーがやるみたいに、
「ブオォー!ひや麦サイコォー!ブエーー!」
とやれないでいる。

その手放しで誉め称えられない原因、
それは「麺つゆのチューニング」
の問題があるからだ。

毎週読んでいる人には
私の性格が結構神経質で面倒なわりに、
フランク大雑把で、
そのバランス加減が非常に面倒臭い
ということがお分かりだろう。

その面倒臭い性格が、
この三倍濃縮の麺つゆ作りにまであらわれる。

1回気にしはじまったら、
もうアウトで、
味が濃い、薄いの調整に
食べ終わるまで明け暮れてしまい、
結果、ひや麦を食っていたというよりかは
麺つゆのチューニングをしていたような
気持ちになってしまう。

いやまて!

三倍濃縮なんだから軽量カップでしっかり計って
うめたらいいじゃないか!と言われそうだが、
それじゃあまるで理科の食塩水濃度の実験みたいで
何か嫌なのだ。
それに私は3倍よりすこうし薄めを所望する。

じゃあ勝手にすれば?
となるだろうからこのまま勝手に話を続けると、
じゃあ目分量で麺つゆを作ってから、
テーブルの上に麺つゆ原液と
水の入ったコップを置いて
微調整をしながら食えばいい、、
というのもやってみようかと思ったがこれもまた、
理科の濃度の実験を連想させていけない。

それに、何か卑怯な感じがする。

正々堂々と私に向かってくる麺つゆに、
ひや麦に対して失礼だ。

となるとやはり、
都度台所できちんと麺つゆをチューニングし、
食事スペースとしている
こたつテーブルの上に運搬し、
薄い座布団に座り、
箸を持ち、
ひや麦と対峙して、
麺つゆに浸して、
いざ!勝負!というのがしっくりくる、
卑怯じゃない、
スタンダードな感じがする、
だからそれをやる。

頂きます。

ちょっと濃いかな?まだちょっと濃いな。
あ、うめすぎた。あれやっぱり濃いな。
(神経質に拍車がかかり、
ひや麦本体に含まれる
塩っけみたいのまで気になりだす。)
いや、やっぱり濃いな、濃いな、
薄いな、濃いな、薄いな、薄いな、、、

あっ今すげぇイイ感じ!

となるころには麺は半分の量まで減っている。

悔しいが、仕方がない。

しかし、今すげぇイイ感じは永遠ではない。

麺つゆは生きており、
刻々と変化していくのだ。

つまり、今すげぇイイ感じでも
そんなのはほんの一瞬、
食べ進むごとにつゆは薄まり、
最後の2口らへんにはもはや
色のついた水状態になっている。

幾度となく繰り返した麺つゆのチューニングで、
器はレギュラー満タン。

あとこの2口を食べるために
丁度良い濃さにするには、
3倍濃縮とはいえ結構な量を使う。

さあ君はどうする?
とひや麦が私にせせら笑い、
問いかける。

私は口をムの字にし、
台所へ行き半ばヤケクソに
麺つゆをドブドブ継ぎ足し、
今度は濃すぎてタマラナイ麺つゆに
ひや麦2口を突き込み、
「エサの時間は終わりだよ、糞が!」
と豪快にすすり上げ、
口をタクタクさせたまま、
器を持って立ち上がり、
流しに叩き込み、
食事を終える。

我が夏の夜の日常。

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ミュージック・マガジン2012年11月号掲載の御知らせ(本日発売です。)

2012-10-20 00:00:00 | 作品
ミュージック・マガジン
2012年11月号

(10月20日発売)内の、
「行川和彦の“りある”
インディ盤紹介 Do It Yourself!」
(※188ページ)
にて、

死神新作アルバム
「四十二円の怨」
が紹介されました。

全国の有名書店、
楽器店にてお求め頂けます。

是非、ご一読ください。

読むのなら
買ってしまおう
Mマガを



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「四十二円の怨(しじゅうにえんのえん)」発売後のあれこれ④

2012-10-19 22:43:58 | 作品
取扱店が増えました。

●前衛派珈琲処マッチングモール(高円寺/店舗販売のみ)
東京都杉並区高円寺南3-45-1永和ビル3F(03-5378-1517)
営業時間15:00-22:30/火曜定休

こちらもまさかの入り口付近にて「平積み」販売中(※12/9/31現在)

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10月18日アースダム公演演目

2012-10-19 22:19:57 | お知らせ
10月18日(木)

アースダム公演

死神の演目

ギター弾き語り

1病は伝染る
2夢からさめない夢
3悲しみの冷蔵庫(新曲)
4機械的運動
5自殺の唄
6水を飲んでも眠れやしない
7出生拒否中絶歌

以上

新曲「悲しみの冷蔵庫」初披露。

作って以来あまりやっていなかった
「機械的運動」も久しぶりにやった。

初めて私を見る人がほとんどだったと思うが、
初めての人達に見せるというのは
また違った緊張感があっていいものだ。

色々な人達の前で演りたい、
演らせてください。

企画誘ってください。

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