旅する冒険ランナーのブログ

今度は北アメリカ大陸単独横断RUNだ~っ

植村冒険館1

2012-12-21 15:37:58 | Weblog

以前から気になっていた板橋区の植村冒険館に子どもと行ってみた。赤羽に用事があり、そういえば冒険館はここから近いのではと調べてみたら、ちょうどいい具合に駅からバスが出ていた。知らない町に行くのは楽しいんだけど知らないバス路線に乗ると、なんだか途中で間違っているのではないかと不安になってしかたない。一人なら間違っても「しゃあないな、歩こか」で物事は解決するのだが、こどもにそんなことを強要したら次から遊んでくれなくなりそうだ。

バスは間違っていないはずだった。なのにバス停の名前を聞いているとやはり間違っている気がする。隣に座っていた兄ちゃんに聞いてみる。「えーーーと。大丈夫だと思います」となんかこころもとない。二人でこのへんでおりたほうが被害が少ないのではないか、と相談を始めたあたりで、バスは目的地のバス停についた。一応ネットでコピーした地図を見ながら歩いていると、同じバスに乗っていた夫婦が心配になったのか、話しかけてくれ道を教えてくれる。やっぱり僕らは間違った方角に向かって歩いていた。

植村冒険館は立派な建物だった。客はぼくらだけなのでゆっくり階段展示を端から見る。上がるごとに過去から現在に向かって流れていく展示は和歌山で自分がつくったものと同じだ。すぐに目についたのが日本の冒険家ランキング、1位に植村さんが入っているのはまあそうだろうとは思うが、あとはかなり「うーん」。どうも朝日新聞の読者を対象としてのアンケートらしいが、10位に川口慧海、という渋いところが入っているのに9位に猿岩石。んんんんー、他にもつっこみどころは満載だ。

 猿岩石に関してはでも微妙といえば微妙。かつて専門学校で講師をしたときに僕も似たアンケートをした。そしたらやはり半数ぐらいの人間からその名があがってきた。でも、もしできるのなら自分も同じようなことをしてみたい、と書かれてあるのを見たら、ああ、こっちのほうが影響力があるのなら、それはそれで意味があったんだな、と思ってしまった。あの番組に直接かかわった人間からの話を聞いたこともあったので本当のこと言ってやろうか、とも思ったけれど、わざわざ夢を壊すこともないと思って止めた。

 子どもに「猿岩石って知ってる?」と聞くと、「へっ、サル?」という答え。「えっ、じゃあ植村さんは?」「植村さんって男だったんだんだね。ナオミっていうから女の人だとおもってた」。うーーーん。そうか。まあしかたないか。

 

 

 

 

 

 

 


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