仕事の後、劇団吉田稽古。月曜日は全キャストが揃う数少ない曜日だが、仕事がなかなか片付かず残業で合流が遅れてしまう。熊日の方が取材に来ていた。今回はユニット公演にも関わらずいろんなメディアへの宣伝活動が活発だ。テレビ・ラジオ・タウン情報誌・新聞など、ほとんど全てのメディアを網羅している。個人的にはメディアへの露出は控えたいのだが、自分の知らないところでちゃっかり露出していることもあって、後から職場の人に突っ込まれないかとヒヤヒヤしたりする。本業もちゃんと手を抜かずにやってるのだから、あまり気にしなくてもいいかもしれないが…。稽古後タオカフェに行く。こっちも定期的に通う理由があるのだが、とりあえず本番が終わるまでは芝居が優先。
朝から憂鬱な出来事があった。たぶん僕は悪くないと思うのだが、やっぱり後味が悪く、暫くその鬱な感情を引き摺ってた。劇団吉田メンバー数名で舞台装置作りを手伝う。今回、男性陣が少ないからスタッフワークとしては随分とＳ君に負荷が掛かっている様子。僕自身決して手際が良いほうではないので、あまりこなせなかったが、まあ、やれることを少しでもやろうと思う。昼から街で製作途中の小道具材料を買い出して喫茶店で本を読んで帰宅する。そう言えばちょうど同じ時期に、佐賀の劇団も『遭難、』を上演するらしい。劇団Ziシアターという佐賀の老舗劇団らしい。何となく見てみたい気分だが、公演日が一日重なっているし、日程的に難しいだろうな…。
仕事を終えて劇団吉田の稽古のため市民舞台稽古場へ。今日来た役者３名のシーンを重点的にやる。結構長い台本で、普通のテンポだと公演時間も伸びるので、スピーディなセリフ回しが要求される場面が多い。普段めったに早口で喋らない僕も、舞台でやるとならばそれを言い訳にすることなど出来ない。まあ、訓練するしかないわけで、そういう部分は結構地味で地道な行程を辿ってる。
稽古休み。公演を宣伝する機会はその戯曲の面白さについて改めて考える機会である。自分自身は舞台に立つこと自体が面白いのであり、舞台を見てもらうことでその面白さを観客に伝えることが出来るのだが、これから見ようとする観客に、どうすればその面白さが伝わるのかいつも悩むのである。たとえば人気劇団の公演なら、上演前からその面白さを観客が匂いで感じ取ってくれるものだと思うから、まずはその雰囲気を作ることが大事なのかなって思う。しかし今回は前例を持たないユニット公演で、なかなか雰囲気を伝えにくい部分もあるが、面白い芝居を作ろうと意気込むメンバーが集まっているから間違いなく面白い舞台になるとは思う。明日朝10時から、ＫＡＢ『駅前TVサタブラ』に劇団吉田の女優陣が『遭難、』の宣伝で出演しますので、お時間があればぜひご覧下さい！！
残業のため、稽古に遅れる。ほとんど稽古には参加できなかったが、これから本番までの稽古の進め方をメンバーで話し合う。思考の停滞を防ぐためにも焦りは禁物だと僕はいつも自分に言い聞かせてる。時間が絶対的に足りないということは滅多にない。作品作りにおいては、ある程度寝かせる時間も必要だということは分かってるが、着地点がハッキリしている事案においては、逆算することを考えるしかなくて、その期間が短いのであれば、その密度を上げるためにどう圧縮するかという具体的な方法を考えればいいってことになる。
仕事を終えて、劇団吉田稽古のため市民舞台稽古場へ。後半を通す。この時期はとにかく「通し」をどれだけ繰り返すかで自分自身の安心感が変わってくる。最初はアタマで演技を考えるけど、それが次第にカラダ全体へとシフトしていくプロセスが僕自身にはある。ブルースリーの言葉に「考えるな、感じろ」って名言があるけど、僕の場合は、最初はやっぱり考えないと感じ取ることも出来ない。僕はプロセスの飛躍が出来ないタイプの役者だと思う。
仕事休み。昼から習い事に行き、小道具の買い出しと製作に没頭しているといつの間にか稽古時間になっていたので急いで稽古場へ向かう。市民舞台のＡさんら数名が見学に来ていた。後半を通す。ちゃんと通していなかったシーンやあまり稽古をしていなかったシーンはやはりぎこちない。段取りに追われ予定調和になっていることに自分自身が気づく。たぶんまだ余裕が足りない。とにかくどれだけ反復できるかってことなのかな。小道具の目処は立ってきたので少し気分は楽になった。あとは、チケットを販売しなければ。
職場のプロジェクトの一つで決起集会を行うということで会場までタクシーで向かう。その車中で運転手が市街地で客待ちをするのに違約金を払わなければいけなくなったことへの不満を漏らしていた。暴力団への資金の流れを断つことが目的らしいが、結局ショバ代を払う相手が別の団体に変わっただけで、個人タクシーにとっては受難でしかないらしい。不景気になると個人も団体も問わず、誰もが小銭を自分の懐に入れたがるようだ。決起集会の後はユニットメンバーＳ君とサシ飲み。多少思うことがあったのでこの際だと思っていろいろ訊いてみた。ユニットならではの難しさがある。話を聞いて納得したりそれぞれの苦労を知ったが、まあ概ねスッキリした。意見をぶつけ合うには体力が必要だが、持論を通そうとばかりしても進展はない。かといって議論を避けたらいい作品は生まれない。まず相手の考え方を共有することなら手軽に出来る。ユニット公演においては意思疎通が大事だと再確認した。
職場ではインフルエンザ感染者がまた一人増え、マスクが手放せなくなった。でもずっとマスクを着用していると耳が痛くて仕方ない。仕事を終えて劇団吉田の稽古のため市民舞台稽古場へ。自分の出番の稽古も気になるが小道具も気になる。「次の休みでまとめて小細工しなきゃ」と思いながら出番待ち。本番まであと2週間、台詞を覚えていないまま本番を迎える夢を夕べ久しぶりに見た。公演を控えている時期には必ず見る夢。
職場でデスクワーク。同じ部署にもインフルエンザ感染者が増えてきてる。気づけば僕のデスクは感染者に包囲されてる。健全者がマイノリティ化すると感染者が開き直ってくる様子がまるでバイオハザードみたいである。しかし今回、予防接種受けた人まで感染している。これって抗体が作られてないってことだからワクチンが効かない新種ってことでしょう。でも実際、新種のウィルスは人為的に作らない限り発生しないような気がする。タミフルの効用もハッキリしないし、これってギリアド・サイエンシズ社の元会長が仕掛けた謀略じゃないの…。
システム入れ替え作業のため朝から天草の店舗へ向かう。当初一人で行く予定だったので、移動中じっくりと台詞をおさらいできると期待したが、結局4名で行くことになり、雑談で時間が過ぎた。僕以外は全て年輩の先輩ばかりで、皆よく喋るので話題は尽きないが、病気ネタもそれなりに充実していた。歳を取るとそういうことも気になるのだろう。僕もそんなに若い方ではないが、実感はまだ薄い。健康でいられることはありがたいが、こういう知識も知ってて損はないだろう。
残業のため、稽古に遅れる。ほとんど稽古には参加できなかったが、これから本番までの稽古の進め方をメンバーで話し合う。思考の停滞を防ぐためにも焦りは禁物だと僕はいつも自分に言い聞かせてる。時間が絶対的に足りないということは、ほとんど、ない。問題は密度だ。だけど作品作りにおいては、ある程度寝かせる時間も必要だということも分かってる。着地点がハッキリしている事案においては、逆算するしかなくて、その期間が短いのであれば、どう圧縮するかという具体的な方法を考えればいいってことになる。
スマートフォン2日目。受信されていたメールには気づかないし、いつの間にか充電が切れていて職場からの連絡を無視していたりで何だか周りに迷惑を掛ける。便利そうだが本当に使いやすい機械なのだろうか…？夕方から同業者が集まる会合に出席し夜はそのまま懇親会となる。職場の人間よりある意味親密である。おそらくそれは同じ仕事を通じて苦労を共有しているからだろう。街を歩くとマスク姿が目立つ。僕も着用しているがそれは感染予防のため。でもさすがに飲み会の最中にはマスクを外さないといけないから、感染者がいやしないかとヒヤヒヤする。
仕事の後、劇団吉田の稽古のため市民舞台稽古場へ。後半部を何度か返す。衣装や小道具が着々と揃っていくにつれ、本番が近いことを感じ取る。今日、約4年使い続けた携帯電話からスマートフォンに機種変更した。使いやすいのか使いにくいのかまだ良く分からないが、率直なところ、機能やアプリの数にアタマが追いつかない感じ。文字入力が面倒なパソコンのようなものか。だけど音声検索は便利だなあ…。
仕事休み。昼から習い事と小道具関係の買出しで街に出る。劇団に所属していた頃は小道具担当だったので、今回のユニットでも引き受けた。加工が必要な小道具も登場するので、久しぶりに小細工することになりそうだ。モノを作る行為ってまとまった時間が必要だけど、最近そういう機会が少なくなってた。素材やデザインを考えるのも普段使わないアタマを使うので少し新鮮な気持ちになる。夕方から劇団吉田の稽古。Ｔさん主導で久し振りのタイハツ。アタマも体も動かしてないとすぐ硬くなるな…。
