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TANAKAHAN舞台見聞録と役者的実践軌跡を語ってみたりして

奥ゆかしさ

2017-08-11 23:49:23 | Weblog
借りていたDVDを見て過ごす。『大都会PARTⅡ』っていう今から40年前の刑事ドラマを20話近く見た。この当時のドラマに出てくる俳優はスタイルが良くカラダもよく動くので、演技を見ても飽きる事がない。こういう古い作品で気になるのは、時代背景と街並みだが、デジタルリマスター後の映像はそれほど古く見えない。本編ではキャッシュカードやポケベル、ワイヤレスマイクや発信器など、技術的要素が現在に通じる一方、一般大衆の髪型やファッション、街の看板や走行車両など、古臭さを醸し出すのは全てデザイン的要素だと分かる。ちなみにこの数年後に放映された『西部警察』では、パソコンやカーナビ、自動車電話などが登場し、当時と今の技術的な差はほとんどなく、半世紀前と現在との技術格差はそれほどない。当時、50年後にはテレビ電話が普及すると予測され、スマホの普及で確かに技術的に可能にはなったが、街中や電車でテレビ電話でペチャクチャ喋られたら迷惑極まりないという事で、技術的にはO.K.でも道徳的にN.G.である点を考えると、技術の進歩とモラルの進化は別問題だと理解出来る。更に言えば、リアルタイムの対話よりもお互いの時間を拘束しないSNSの発展が、人の奥ゆかしさの表れにも思えて、そこが何だか興味深い点でもある。
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