神戸ボードゲームの会へようこそ!

平日昼休み 放課後 見学自由
毎月第4日曜に定例会やってます

地雷は地雷 By安綱

2008年11月18日 19時44分18秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)
今日の昼はフェットナップが回りました。
10-30の数字の間にある地雷を避けるゲームなのですが、
今回は20台に地雷が密集。23-28全て地雷で埋まっていました。
手札も2・7・0→2・2・0→2・0・0と数字が被りまくって大変な事になってました。
誰が勝ったのかは記憶に無いですが、負けた奴は覚えています。
・・・察してください。

World made from WILL 第4話その1  By安綱

2008年11月18日 00時28分08秒 | TRPG関連
第四話です。とはいえ3.5話が挟まったため、PCのLVは5になりました。
5LVはいろいろ強さが変わってくる時期。5LV特技も取れるようになり、そろそろGMもまともに戦略を練りたいところです。
穂酒PL「5LV特技って何ですかー、そんなもの取れませんー。」
・・・まあディフェンダーはそうなるよねえ。
まあそれぞれ成長させて、始まりました。(一部成長させてない人もいましたが…)

プレOP マスターシーン
裏界の何処か。壁に映る崩れかけた街の姿を見る影が一つ。
???「思ったよりも面白い状況になりましたわね。けれど、まだ足りません。もう少し東方公国と裏界帝国、いえパール=クールとベール=ゼファーには争っていてもらわなければ困ります。…そうですね、ちょうどいい所に集まっているようですし、貴方にももっと働いてもらわないといけませんね。」
その傍らに蹲っているのは炎を纏う魔物。ひどく消耗しており、何も語らない。
???「そうでしたね、貴方ももっと喋れる様にしてあげないといけませんね。その方がやり易いでしょう? まあ単純な話です。貴方は佐倉恭介を殺す。それができれば全てを取り戻せる。出来なければ死ぬ、いえ、存在がなくなりいなかったことになる。ただそれだけの事です。さあ、お行きなさい。やがて滅びる定めの街、コワントロへ。」

裏界。そこは人が生き抜くにはあまりにも過酷な世界。
その空気に触れただけで、草は枯れ、水は濁り、人は病を得る。
より力ある魔物が闊歩する、そんな世界でも、人はまだ希望を失わない。
その意志は、定めに抗う力となるか、天に唾する愚行となるか。
その答えは、これより記される。
ナイトウィザード2nd キャンペーン 「World made from WILL」
第4話「定めと意思」
「あの街は、滅びる定め。どうしようもないよ。」

6人は、崖の上から街を見下ろしていた。
街を見ると、3人ほど人間らしき姿を見つけた。そのうち一人は
黒い羽根が生えている。
その人たちはゴブリンや半透明な蟲などと戦っている様子であった。
穂酒は「様子を見ている時間は無い!」と飛び出して行こうとしたが、
隼人や恭介に止められ、隠れながら様子を伺う事にした。
(雛PL「何かデジャヴがする…」)
見たところ居るのは人間の女、男、天使のような羽根(でも黒)の生えた女の三人。
黒天使「下僕バリアー!(男を盾にする) なっ、よくもルクサンドを!」
男「盾にした張本人が言える事かよ・・・グフッ。」(血を派手に流して倒れる)
女「漆黒のつぶて(デ・クイン)!」
戦いは、多くの消耗を残しながらも人間たち側がなんとか勝利した様子だった。
黒天使「誰、そこにいるのは!」
ヨハン「やあやあお嬢さん方。よくぞご無事で!」
女「レッサーデーモンにヴァンパイア、ワルキューレ、鬼、ガーゴイルにスプライト!?変わった組み合わせだけど、それで私たちを倒せると思わない事ね!!」
黒天使「そうよ、あんたらなんかやっつけちゃうわよ! …ルクサンドが。」
男「いや、無理だから! 俺密偵だって!」
警戒される一行だったが、雛が鍵の力で偽装を解いて、さらに体を張って
三人に回復呪文を使ったため、とりあえずは警戒を解いて街に入れてもらえた。
(雛PL「一人だけ偽装を解いて、キャー、助けてー!とか言いたい。」
GM「いや、怪しすぎるから。」)
(警戒を解かれた後
雛PL「よっしゃそうして油断した間に《トンネル》! かかったな!」
隼人PL「何をするつもりですか・・・」)

街は度重なる魔物との戦いと、裏界の瘴気でぼろぼろになっていた。
街の人も多くが死に、あるいは怪我や病で動けなくなって、
街の規模から考えても、かつては数百ではきかない数居たであろうが
今では数十人を残すのみとなっていた。
街の中央にある集会所に案内された一行は、自己紹介をした後詳しい話を聞いた。
三人はそれぞれ、女がミレーナ=クリスワルド、黒天使がアイリーン=リデル、男がルクサンド=ラスキーと名乗った。ミレーナは第一世界ラース=フェリア、残り二人は第五世界エルフレアからやって来たのだという。
雛は、三人の傷を治すと言って回復しつつ、《秘密公爵の告げ口》でアイリーンの事を調べ、魔物ではないという裏を取った。
(穂酒PL「あ、能力使うならかっこいいセリフがいるんじゃあ?」
雛「・・・俺(ひなちゃん)の目はごまかせないぜ、貴様の本質を見せてもらおう!」
GM「いやあ、大変だねえ(他人事風)」
GM「(秘密公爵リオンの力を使うんですか、なるほど。)」)
この街、コワントロの街が裏界に落とされた顛末(主に夏のR会第四回の内容)と、その後この裏界でどうしていたかを。
ミレーナ「街は瘴気に覆われて、沢山の人が病に罹ったり魔物に襲われたりして死んでしまった。まだまともに動ける私やアイリーンさんで弱い魔物は追い払えたけど、それでも現状を打破するには至らなかった。それと、一度だけ強力な魔物の軍団が現れた事があったわ。その時はその軍団の指揮官みたいなのが去っていったからなんとかなったけど、次来られたら…」
隼人「その司令官というのはどんな奴なんです?」
ミレーナ「全身炎を纏って、長く伸びた爪と少し丸みを帯びた体の赤い魔物よ。
そいつは名乗っていたわ。“魔炎長アウナス”と。」
その魔物の特徴は、今まで戦ってきたあの魔物と合致していた。
一行は同じ魔物なのかどうか悩んだが、答えは出ない。
これからどうするかを話し合っていると、恭介の0-PHONEから入っているはずの無い聞き覚えのある音がした。

♪前人未トウの空前絶グォ
 天下無ソーの針小棒ドァーイ♪

・・・きょうじゅのテーマだった。
きょうじゅのマシーンが到着するまで16日はかかると聞いた一行はそれまでなんとか耐えることを決めた。
ミレーナ「やはり、この街は放棄するしかないだろうな。その蒼の門とやらに行くことができれば元の世界に戻れるかも知れないしな。」(唇を噛みながら)
穂酒「・・・」

(恭介「えーっと、あと数十人くらい増えるかもしれないですがいいですか?」
教授「あーら、あんなかわいい娘がいるのにそんなに?」
恭介「いや、女ばかりじゃないですから(汗」
教授「まあ、そういう趣味ですの?」
恭介「違いますよ、そういうのは雛さんやヨハンさんです。」
ヨハン「きょうすけくーん」(《ミューテーション》で色んな女に化けながら)
隼人「わざわざ変身してまでやりますか…」)

恭介と美森と穂酒は炊き出し、隼人とヨハンは街の人にいろいろ聞きに、雛は街の防備を調べる事にした。(《調理》も同時に使用)
隼人「行く前に、雛さんの炊き出しを止めてください」
恭介「当然。といっても居ないみたいですけど。」
美森「はーい、豚汁とかできてますよー」
街の人「おお、ありがてえ!」
恭介「これで元気を付けて、皆で帰ろう!!」
街の人「おー!!」
美森「…恭介、そんなにアジテート上手かったっけ?」

穂酒は炊き出しの食事を持ってミレーナの所へ行った。
ミレーナ「ああ、ヒナミさんだったかな。何の用?」
穂酒「ああ、先ほど街を離れる事を決めた時の顔が気になったのでな。」
ミレーナ「そうね、この街は私がずっと住んできた街だから。私がこの街の警備をやっているのもこの街が好きだから。ちょっと名残惜しくてね。けど、ここに残っててもどうしようもないから。せめてここで生きた人がひとりでも多く生き残ってくれればいい、って思ってるわ。」
穂酒「ああ、それがいいだろう。…炊き出しして出来た食事だ、食べて力を付けたらいい。」
ミレーナ「そうね、いつまた戦いが起こるか分からないし。」
穂酒「そういうことだ。」
ミレーナ「・・・ありがとう。」

ヨハンと隼人は街の人に情報を聞き、
・魔物は北西から来ていた事
・東の森も危険であること
・街の北の川が氾濫しかけたので土塁で防いでいた事
・もし氾濫すればこの街が沈んでしまいそうな事
といった事が分かった。

雛は街の防備を調べるが、壊れた家で街の壁を補修できそう、程度の防御力しかないと分かった。
(雛PL「何か魔王の残したすごい兵器とかないんですかー?」
GMと穂酒PL「ねえよ。」)

また、穂酒は悪魔の蠅を介してベル(穂酒は裏界帝国のそれなりに偉い魔王、としか知らない)にこの街に攻めてくる軍勢の情報を聞く。(《オラクル》使用)
それによって分かった事は、裏界帝国の軍勢はまだ歌う森を抜けておらず、あと3日ほどで北西からやって来る事。東の森も魔物が居るらしい事などが分かった。
(PCたちは裏界帝国の軍勢が森側から来ると思っていたらしく、驚いていた。)

そして晩になり、交代で見張りをする事になる。
A恭介 穂酒 隼人
B残り4人
A班の担当時、恭介は街中で蠢く魔物の気配を察知した。
調べると、透き通った体の蟲が食料庫を襲っていた!
食料を傷付けないように神経を使いながら、なんとか魔物を撃退した三人は、魔物の痕跡から、こいつらが森側から来た事を知った。
さらに、この魔物がいわゆる裏蟲であることも分かり、表界の裏蟲との違いも気に掛かった。
明日には森などの魔物の様子を調べに行くことを決め、眠りに付くのだった・・・。


続く→

ねこねこファンディスク4

当サークルはねこねこソフト様を応援しています。